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【ふるさとを返せ 津島原発訴訟】孫想う祖母「なぜ『ばい菌』扱いされねば…」。再出発の鍼灸院奪われた全盲男性「憤りはくすぶり続けたまま」~第5回口頭弁論

原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国や東電に原状回復と完全賠償を求める「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の第5回口頭弁論が20日午後、福島地裁郡山支部(上拂大作裁判長)で開かれた。男女2人の原告が意見陳述。慣れぬ中通りの学校で酷い仕打ちを受けた孫への想いを女性が語れば、事故で両目の視力を失った男性が再出発の鍼灸院も自宅も原発事故に奪われたと憤りを述べた。共通するのは「原発...

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【南相馬訴訟】「20mSvで指定解除するな」~ほぼ全域が「放射線管理区域」相当。自主測定で深刻な土壌汚染明らかに。原告「なぜ空間線量だけで判断?」

空間線量が年20mSvを下回ったことを理由に「特定避難勧奨地点」の指定を一方的に解除したのは違法だとして、福島県南相馬市の住民808人が国を相手取り、指定解除の取り消しなどを求めて起こした民事訴訟の第6回口頭弁論が19日午後、東京地裁103号法廷(谷口豊裁判長)で開かれた。2人の男性原告が事実上の「意見陳述」(準備書面の補足説明)を行い、自主測定の結果ほぼ全域で放射線管理区域の基準となる1平方メートルあたり4万ベ...

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【70カ月目の浪江町はいま】国が3月31日の避難指示解除を正式提案。年1mSv超だが「生活環境整った」。26日からの住民懇談会で異論噴出しても解除強行か

政府の原子力災害現地対策本部は18日、福島第一原発の爆発事故により福島県浪江町に出されている避難指示について、帰還困難区域を除き今年3月31日に解除すると町に正式に提案した。二本松市内で開かれた町議会全員協議会に原子力災害現地対策本部の後藤収副本部長らが出席。汚染が残る状況でも「ふるさとでの生活を再開いただける環境は整った」などと説明した。浪江町の馬場有(たもつ)町長は今月26日から始まる住民懇談会での...

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【70カ月目の飯舘村はいま】村外最後のふれあい集会で「国は一生懸命」「東京電力さん」。加害者に寄り添う菅野村長、怒る村民。「どっちを向いてるんだ」

福島県飯舘村の「いいたて村民ふれあい集会」が15日、福島市の「パルセいいざか」で開かれた。10センチを超える積雪の中、多くの村民が久しぶりの再会を喜び、ものまねタレント・コロッケのショーなどを楽しんだが、笑顔の裏にある苦悩も多く聞かれた。3月31日に避難指示が解除されても解消されない被曝リスク。しかし菅野典雄村長は村民の想いをよそに、あいさつの中で「東京電力さん」、「国も一生懸命に考えてくれている」など...

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【福島原発被害東京訴訟】2回目の原告本人尋問。子どもを守りたいと避難した原告。「線量低いのになぜ戻らない?」と迫る被告。繰り返される稚拙な反対尋問。

原発事故により都内への避難を強いられた人々が、事故の過失責任を認め損害賠償をするよう国と東電を相手取って起こした「福島原発被害東京訴訟」の第21回口頭弁論が11日、東京地裁103号法廷(水野有子裁判長)で開かれ、福島県いわき市から都内に〝自主避難〟している夫婦、母親、父親の計6人の原告に対する本人尋問が行われた。同訴訟での原告本人尋問は、2016年11月に続いて2回目。前回同様、被曝リスクを避けるために都内に逃...

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プロフィール

Author:鈴木博喜
大手メディアが無視する「汚染」、「被曝」、「避難」を追い続けています。

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