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【115カ月目の飯舘村はいま】課題は「前村長〝独裁〟からの脱却」 日大で物理学んだ杉岡村長が初登庁 「放射線防護の三原則に従う」「開かれた村政目指す」

無投票で飯舘村長選挙に当選した杉岡誠村長(44)が27日午前、村役場に初登庁。杉岡村政が船出した。6期24年にわたって君臨した菅野典雄前村長の強引な村政で村の民主主義は破壊され、原発事故による放射能汚染や被曝リスクに対する村民の懸念も否定され続けて来た。杉岡村長はまず、村民との対話と線源の存在を認めたうえでの放射線防護に取り組む。前村長が硬く閉じた村長室の扉は開け放たれるのか。村民の拍手で役場に迎えられ...

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【115カ月目の汚染水はいま】漁師の怒り「海を汚されたら生業が成り立たぬ」 福島市で若者主催の緊急街宣「強引な進め方には声をあげていく」

福島県内の10代から30代の若者有志が集まる「DAPPE」(Democracy Action to Protect Peace and Equality=平和と平等を守る民主主義アクション)が24日午後、福島市内で緊急街宣を行い、原発汚染水の海洋放出に改めて反対の声をあげた。27日にも政府が最終決定をするとの報道が先行していたが、反対の声が高まったのを受けて延期。当面の最終決定は回避されたが、あくまで「先送り」で政府の基本方針は変わっていない。マイクを握...

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【115カ月目の汚染水はいま】「海を汚すな」「漁業を守れ」福島の市民団体が海洋放出反対のスタンディング 県知事や県議会議長には要請書「27日の決定前に反対表明を」

原発事故後に大量発生している〝原発汚染水〟の陸上保管を求めている福島県の市民団体「これ以上海を汚すな市民会議」(織田千代、佐藤和良共同代表)が22日午後、海洋放出に反対する事などを求めた要請書を福島県の内堀雅雄知事や福島県議会の太田光秋議長に提出。県庁前や福島駅前でスタンディングをし、「海に流すな」と訴えた。週明け27日にも政府が海洋放出を決定するとの報道が先行しており、参加者は「決まってしまってから...

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【原発避難者から住まいを奪うな】国家公務員宿舎「東雲住宅」からの4世帯〝追い出し訴訟〟が福島地裁で始まる 避難者側「国の使用許可自体が有効性欠く」

福島県が今年3月、原発事故で政府の避難指示が出されなかった区域から〝自主避難〟した4世帯を相手取り、入居を続ける国家公務員宿舎「東雲住宅」(東京都江東区)の明け渡しと未納家賃の支払いを求めて提訴した問題で、1世帯に対する第1回口頭弁論が16日午後、福島地裁205号法廷(松川まゆみ裁判官)で行われた。コロナ禍や東京地裁への移送申立で弁論期日が延期されていた。4世帯はバラバラに審理され、うち2世帯については代理...

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【福島原発かながわ訴訟】富岡町から避難した男性が9年半の苦しみを陳述「国や東電は責任認めろ」 弁護士は被曝リスクや「避難の相当性」を主張~控訴審第3回口頭弁論

福島第一原発の事故で神奈川県内に避難した人々が国と東電を相手取って起こした「福島原発かながわ訴訟」(村田弘原告団長)の控訴審。第3回口頭弁論が2日午後、東京高裁101号法廷(白石哲裁判長)で行われた。福島県双葉郡富岡町から神奈川県内に一家で避難した男性が意見陳述。一審原告の代理人弁護士は、低線量被曝の健康影響について改めて陳述し、避難指示の有無にかかわらず避難の相当性があると主張した。次回期日は12月4日...

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【原発避難者から住まいを奪うな】ここにも「自助」? 3団体が緊急提言も復興庁は実態調査拒否~独自アンケートで見えてきた「原発避難」「コロナ禍」の二重苦

復興庁の「NO」に菅政権の「自助」がにじみ出ていた。「原発事故被害者団体連絡会」(ひだんれん)、「『避難の権利』を求める全国避難者の会」、「避難の協同センター」の3団体が実施した緊急アンケート調査の結果を受け9月18日、復興庁に緊急提言を提出した。避難者の生活実態調査を行うよう求めたが復興庁は拒否。実態把握も支援も民間任せ、避難者の生活実態が把握されないまま原発事故から丸10年を迎えようとしている。3団体...

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【東日本大震災・原子力災害伝承館】〝語り部問題〟が浮き彫りにした「53億円のハリボテ」 本音話せぬ語り部、原発事故のホント伝えぬ福島県

「伝承館」が開館して間もなく10日。26日には菅義偉首相が来館したが、朝日新聞やテレビユー福島が報じた〝語り部問題〟は〝ハリボテ〟ぶりを浮き彫りにした。知事会見や県議会で〝口演規制〟に疑問の声が上がったものの、内堀雅雄知事は自身の見解を語らず、文化スポーツ局長も空疎な答弁に終始した。語り部の1人は「口演内容について直接、制限された事は無い」とながらも、「常に監視されているから言いたい事は話せない」と明...

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【東日本大震災・原子力災害伝承館】高村館長の言葉通り「復興のあゆみ」がズラリ 住民の怒りも哀しみも無念さも伝わらない展示 「無い無い尽くし」のオープン

立派な建物に大津波や原発事故に関する資料が並んでいる。しかし何かが足りない。いや、何も無かった─。「東日本大震災・原子力災害伝承館」(福島県双葉町)が連休初日の20日にオープン、さっそく1051人が訪れた。来館者数は3日間で3105人に上ったが、肝心の展示内容は国や東電のパンフレットを見るような〝優等生〟的なものばかり。原発事故後の住民の怒りや苦しみ、哀しみが伝わるような内容では無かった。あれも無い、これも無...

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【原発事故と復興大臣】平沢新大臣が就任会見で語らなかった「汚染」「被曝」 強調したのは「風評払拭」と「二本松市長」で、福島からは落胆の声

菅義偉内閣の発足に伴い、復興大臣が田中和徳氏から平沢勝栄氏に交代した。しかし、17日未明の就任会見では「風評払拭」を繰り返すばかりで、放射能汚染、避難者などへの言及は一切無し。福島の原発事故被害者から怒りや落胆の声があがった。これまでもロクな人材が登用されて来なかったが、被害者救済に後ろ向きだった復興庁はますます被害者切り捨てを進めるのか。深夜の会見で平沢大臣は「(ゆかりのある)二本松市長が就任を喜...

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【中通りに生きる会・損害賠償請求訴訟】「政府が株主だ!」 被害者救済どころか威圧する東電側に怒りの原告~仙台高裁での控訴審は1回で結審、1月に判決言い渡し

「中通りに生きる会」(平井ふみ子代表)の男女52人(福島県福島市や郡山市などに在住)が、原発事故で精神的損害を被ったとして東電に計約1億円の賠償を求めた損害賠償請求訴訟の控訴審。第1回口頭弁論が15日午後、仙台高等裁判所101号法廷(小林久起裁判長)で行われ、即日結審した。裁判を長引かせたくない原告に対し、東電は矛盾に満ちた論理で抵抗する。挙げ句には、リモート進行協議で代理人弁護士が「東電は大企業」、「政...

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【台風19号水害】「次の首相は被災者に手厚い政治を」 ようやく進む郡山の家屋解体 公費での解体は建物のみ、自己負担が家計圧迫

昨秋の台風19号に伴う「10・12水害」から来月で1年。甚大な被害が出た福島県郡山市では公費での家屋解体がようやく進められている。しかし、公費解体の対象となるのは建物のみ。完全にさら地にするために塀や樹木を撤去する費用は全て自己負担で、被災者たちの家計に重くのしかかる。安倍晋三首相の辞意を受け、間もなく次の自民党総裁が決まる。新しい政権はこれからも弱者を切り捨てるのか。被災地では「被災者に手厚い政治を」と...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)
https://www.facebook.com/taminokoe/


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