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【ALPS処理汚染水放出差止訴訟】「薄めて流せば良いというものではない」漁師や主婦など4人の原告が意見陳述 国は門前払い求める~福島地裁で第1回口頭弁論

昨年8月24日に始まった福島第一原発事故後の汚染水海洋放出は原発事故を起こした国や東電による「二重加害」だとして福島県内外の363人が放出中止を求めて起こした「ALPS処理汚染水放出差止訴訟」の第1回口頭弁論が4日午後、福島地裁203号法廷(小川理佳裁判長)で行われた。漁師や主婦など男女4人の原告が意見陳述。「海洋投棄を容認すれば、必ず大きなしっぺ返しを受ける」、「海洋投棄は人の手で意図的に、再び放射能の拡散を続...

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【震災避難者から住まいを奪うな】「私には追い出せない」温泉宿の女将が語る苦悩 善意に委ねるだけの欠陥制度、赤字で二次避難者受け入れる矛盾~能登半島地震ルポ③

元日に発生した能登半島地震。体育館などの一次避難所から金沢市や加賀市などのホテル・旅館に移った「二次避難者」たちが〝追い出し〟の危機に直面している。「追い出しはできない」と粟津温泉(石川県小松市)の複数の宿が7月までの受け入れ延長を決め、加賀市内の宿も観光客の予約受付を中止。二次避難者対応に専念している。しかし、国から支給されるのは1人あたり1日1万円。これでは赤字だ。制度上の欠陥を宿側の善意や厚意で...

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【震災避難者から住まいを奪うな】「50年来の悲願」の前で揺らぐ「住まいは人権」 二次避難者〝追い出し〟加速の背景に「3・16北陸新幹線延伸」~能登半島地震ルポ②

元日に発生した能登半島地震。体育館などの一次避難所から金沢市や加賀市などのホテル・旅館に移った「二次避難者」たちが〝追い出し〟の危機に直面している。その背景にあると言われているのが、3月16日に控えた「北陸新幹線の延伸」だ。石川県や市町村は北陸新幹線延伸を理由にした〝追い出し〟を否定するが、「3・16」を地域経済活性化の起爆剤にしたい旅館やホテルは、1日も早く二次避難者に出て行ったもらい一般観光客受け入れ...

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【震災避難者から住まいを奪うな】「水が通るまでで良いから居させてくれ」 振り回される二次避難者 早い人は今月末にもホテルから〝追い出し〟~能登半島地震ルポ

元日に発生した能登半島地震。体育館などの一次避難所から金沢市や加賀市などのホテル・旅館に移った「二次避難者」たちが〝追い出し〟の危機に直面している。石川県は「追い出しなどしていない」と否定するが、早い人は今月末が期限。それまでに新しい住まいを見つけなければいけない。県主催の個別相談会では、避難者たちが口々に「せめてインフラが復旧するまでは居させて欲しい」と話した。しかし、応急仮設住宅の完成もインフ...

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【原発事故と司法】定着してしまった区域外避難者への低額慰謝料~国の線引き通りに拡がらなかった放射能汚染や被曝リスク 必死に逃げた人々が「30万円」で救われるのか?

1月26日に東京高裁で言い渡された「福島原発かながわ訴訟」の控訴審判決。「国の責任」を認めなかった点ばかりに焦点が当たるのは仕方ないが、区域外避難者への慰謝料額が今回も低額だったことも見逃してはならない。避難の相当性を認めながら、避難指示区域内との「差を設けないとかえって合理性を欠く」として、わずか30万円から100万円にとどまった昨年末に言い渡された。「福島原発被害東京訴訟」の控訴審判決では、一審より半...

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【原発避難者から住まいを奪うな】「13年経っても庭の土は8万ベクレル」本人尋問で避難継続や住まいの必要性主張~鴨下さん追い出し訴訟、東京地裁で第10回口頭弁論

福島県いわき市から原発避難し、都内の国家公務員宿舎に入居した鴨下祐也さん(「福島原発被害東京訴訟」原告団長)に対する〝追い出し訴訟〟の第10回口頭弁論が1月31日午後、東京地裁615号法廷(金澤秀樹裁判長)で行われた。鴨下さんへの本人尋問が行われ、「いまなお庭の土が8万ベクレルもの汚染をしているような環境には戻ることができない」と避難継続の理由、住まいの必要性を訴えた。鴨下さん側は他にも復興庁や東京都、関...

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【福島原発かながわ訴訟】「事故防げなかった」と国の責任を否定 最高裁判決後の〝控訴審ドミノ〟止まらず6度目の国賠敗訴 賠償額上積みも区域外避難者へは相変わらず低額

福島第一原発事故で神奈川県内に避難した56世帯167人が国と東電を相手取って起こした「福島原発かながわ訴訟」(村田弘原告団長)の控訴審判決が26日午前、東京高裁で言い渡された。志田原信三裁判長(12月11日で定年退官したため金子修裁判長が代読)は〝6・17最高裁判決〟を踏襲するように国の賠償責任を否定。東電に対しては一審判決を上回る慰謝料の支払いを命じたものの、区域外避難者については避難の相当性を認めながら賠償...

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【能登半島地震と志賀原発】陸路、海路、空路、すべてが駄目―珠洲市民が目の当たりにした「機能しない避難計画」 原発避難の専門家も「そもそも避難経路まで出られない」

アスファルトが大きく避けた。崩落した大量の土砂が道路を塞いだ。タイヤがパンクする車も相次ぎ、通行できる道路も渋滞の連続。もし志賀原発で過酷事故が起きていたら到底逃げられない―能登半島地震を受けて開かれた緊急シンポジウムで、石川県珠洲市の男性が発災直後の生々しい道路損傷の状況を報告。「陸路、海路、空路、すべてが駄目」と語り、避難計画の実効性などないことを改めて浮き彫りにした。避難計画に詳しい専門家も...

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【能登半島地震と志賀原発】「そもそも日本で原発は無理」「避難計画など立てようがない」~避難先の餅つき交流会で浪江町民や二本松市民が改めて口にした「原発NO」

やっぱり原発なんかいらない─元日に能登半島を襲った大地震。幸いにして志賀原発(石川県羽咋郡志賀町)で過酷事故が起きる事態は避けられたが、一方で道路が寸断され、寒さと悪天候で多くの人が苦しむ惨状に「もし志賀原発で過酷事故が起きていたら…」と肝を冷やした人も多いだろう。福島県二本松市の復興公営住宅「石倉団地」で14日に行われた4回目の「餅つき交流会」では、13年前の原発事故で今なお避難を強いられている浪江町...

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【原発避難者から住まいを奪うな】具体的立証も本人尋問もないまま「控訴棄却」 理由も述べず30秒ほどの判決言い渡しに傍聴席は騒然~東雲追い出し訴訟控訴審

福島県が2世帯(残り2世帯は和解済み)の区域外避難者を相手取り、国家公務員宿舎からの退去などを求めて起こした〝追い出し訴訟〟の控訴審で、仙台高裁第3民事部(瀬戸口壯夫裁判長)は15日午後、一審判決を支持し、避難者側の控訴を棄却する判決を言い渡した。判決理由も述べず、わずか30秒ほどで閉廷。瀬戸口裁判長らは、傍聴席が騒然とするなか逃げるように退廷した。判決文も一審判決をなぞるばかりで、裁判所はそもそも口頭...

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【154カ月目の汚染水はいま】「海洋放出には今も反対」なのに声上げない 浪江・請戸漁港の出初式で聴いた〝漁業関係者〟たちの本音 〝共闘〟呼びかけにも応じず

福島第一原発事故後の「ALPS処理汚染水」の海洋放出が強行されて5カ月。反対の声を無視されて漁師たちは何を想うのか。2日朝に請戸漁港(福島県双葉郡浪江町)で行われた出初式を取材した。海洋放出に反対しているはずの漁師たちにはかん口令が敷かれ、組合幹部も「反対」を口にしつつ「こちらが騒げば逆に火をつけてしまって話が大きくなってしまう」と表立った反対運動を嫌い、「冷静」、「粛々」という言葉を使って事実上の容認...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)
https://www.facebook.com/taminokoe/


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 (銀行コード0039 支店番号106)

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