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【福島原発かながわ訴訟】法廷に響いた原告団長・村田さんの嗚咽。「天国の6人とともに笑顔取り戻せる判決を」~4年10カ月の闘いが結審。判決は来年2月20日

原発事故の原因と責任の所在を明らかにし、完全賠償を求めて神奈川県内に避難した人々が国と東電を相手取って起こしている「福島原発かながわ訴訟」の第29回口頭弁論が19日、横浜地裁101号法廷(中平健裁判長)で終日、開かれた。激しい嗚咽とともに原告団長・村田弘さん(福島県南相馬市小高区から神奈川県横浜市への避難を継続中)が行った最後の意見陳述。そこにこめられた原告たちの怒りや哀しみ、苦しみ、無念さに、裁判官た...

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【自主避難者から住まいを奪うな】支援策〝完全終了〟まで8カ月。「避難者ゼロ」へまい進する福島県~「復興の妨げ」と福島県議に暴言浴びた避難者の怒り

県民救済に消極的な福島県に、県外避難者の怒りが改めて爆発した。今月10日午後、福島県庁内で行われた避難者・支援者と福島県議会議員との意見交換会で浮き彫りになったのは、棄民政策に加担する与党系会派の壁の厚さ。同日午前にはひだんれん(原発事故被害者団体連絡会)による福島県職員との12回目の交渉が行われたが、県側は家賃補助の延長も避難者実態調査も改めて拒否。8カ月後には、〝自主避難者〟も避難指示解除区域から...

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【モニタリングポスト撤去】〝言い出しっぺ〟田中俊一氏のいら立ち。「数値上がらないのに意味ない」「継続配置は単なるポピュリズム」。食品基準への批判も

原子力規制委員会の前委員長で、現在は福島県相馬郡飯舘村から「復興アドバイザー」を委嘱されている田中俊一氏が9日、飯舘村内で行われた講演後に取材に応じ、反対の声が高まっているモニタリングポスト(リアルタイム線量測定システム=MP)撤去問題について「数値がこれ以上、上がる事は無いのだから早く撤去するべき」などと持論を述べた。撤去計画の〝言い出しっぺ〟の田中氏は、遅々として撤去が進まない現状へのいら立ちを...

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【モニタリングポスト撤去】これも忖度?「継続配置」に反対続出。「存在が風評被害招く」「事故当時を思い出させる」と大きく後退した福島市議会の意見書

「リアルタイム線量測定システム」と呼ばれるモニタリングポスト(MP)の撤去計画問題で、福島県内の市町村議会から「継続配置」や「撤去計画中止」を求める意見書の提出が相次いでいる中、福島市議会は6月18日の本会議で「一方的に撤去しないことを求める意見書」を採択。国に提出した。「継続配置を求める意見書」の提出を求める請願も出されていたが、自民党系市議を中心に「MPの存在が風評被害を招く」などと反対意見が続出。...

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【モニタリングポスト撤去】意見書で〝待った〟かけた西郷村議会。規制庁「村からの要望だったのに」、村「要望などしていない」。村民は「知らなかった」

「リアルタイム線量測定システム」と呼ばれるモニタリングポスト(MP)の撤去計画問題で、今月中にも27台の撤去が完了する予定だった福島県西白河郡西郷村の村議会が撤去中止を求める意見書を可決し提出。〝待った〟をかけた。撤去業者への発注まで済ませていた原子力規制庁は計画を白紙にしつつも「撤去はそもそも村からの要望だった」と戸惑うが、西郷村役場は「要望などしていない。国の方針に賛意を示しただけ」と反論する。一...

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【中通りに生きる会・損害賠償請求訴訟】「原発事故さえ無ければ」。孫との別れ、食べられぬ山菜、募る被曝不安…。東電側はリスクも心配も一蹴~第11回口頭弁論

「中通りに生きる会」(平井ふみ子代表)の男女52人(福島県福島市や郡山市、田村市などに在住)が福島第一原発の事故で精神的損害を被ったとして、東電を相手に起こした損害賠償請求訴訟の第11回口頭弁論が22日、福島地方裁判所206号法廷(遠藤東路裁判長)で終日、行われた。今回も7人の原告に対する本人尋問。やや長くなるが、そのごく一部を紹介したい。被告東電の代理人弁護士が事故で放出された放射性物質による被曝リスクを...

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【福島県知事選】支持率80%で早くも〝当確〟 福島県の内堀雅雄知事がようやく出馬表明。合言葉は「復興」「風評払拭」。汚染や〝自主避難者〟は置き去り

原発事故による〝風評〟の払拭にまい進してきた福島県の内堀雅雄知事が21日午後、福島県議会本会議で今秋の県知事選挙(10月11日告示、10月28日投開票)への再出馬を表明した。地元紙の世論調査では、福島県民の支持率は80%。共産党支持者までもが内堀知事の「風評払拭」への取り組みを高評価する状況で、再選は揺るがない。いまだ継続している汚染や〝自主避難者〟は置き去りにしたまま、2020年の東京五輪を使って、さらに「復興...

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【モニタリングポスト撤去】埋まらぬ溝。母親「目視出来る唯一の手段」、規制庁「空間線量下がったのに…」。要請受けた県は「市町村が判断」と主体性放棄

「リアルタイム線量測定システム」と呼ばれるモニタリングポスト(MP)の撤去計画問題で、継続配置を求める福島県民と方針通り撤去を進めたい原子力規制委員会の溝が埋まらない。18日には、県民有志でつくる「モニタリングポストの継続配置を求める市民の会」が福島県庁を訪れ、継続配置や意見交換の場を求める要請書を提出したが、原子力規制庁の官僚は「空間線量下がったのに、なぜMPでなければ駄目なのか」と首を傾げる。折しも...

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【福島原発かながわ訴訟】いよいよ来月結審。原告団の村田弘団長「とどめを刺すような判決を勝ち取りたい」。判決言い渡しは来年2月~第28回口頭弁論

原発事故の原因と責任の所在を明らかにし、完全賠償を求めて神奈川県内に避難した人々が国と東電を相手取って起こしている「福島原発かながわ訴訟」の第28回口頭弁論が15日午前、横浜地裁101号法廷(中平健裁判長)で開かれた。結審を7月に控え、原告側代理人弁護士が福島第一原発が依然として深刻な状態にある事、神奈川県に避難した原告たちは避難元に戻りたくても戻れない状況で、故郷を喪失し、かつての生活は破壊されたままで...

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【汚染土壌の再利用】県外搬出へとにかく減らしたい環境省。「県内最終処分だ」「福島県民を実験台にするな」。二本松市民が市道での実証実験中止を要請

福島県内の除染作業で生じた大量の汚染土壌を減らす目的で8000Bq/kg以下の汚染土壌を公共事業に再利用する計画を環境省が進めている問題で、国際環境NGO「FoE Japan」は11日午後、東京・永田町の衆議院第一議員会館で中止を求める政府交渉を行った。福島県二本松市の住民2人も参加。同市内の市道で計画されている実証実験の中止を求めた。大量の放射性物質を拡散した原発事故から7年超。今度は「生活圏での汚染土壌再利用を受け入...

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【福島原発かながわ訴訟】焦る国。結審控え法廷で28分間の反論。「対策講じても事故は防げなかった」「過失責任認めた4地裁の判決は誤り」~第27回口頭弁論

原発事故の原因と責任の所在を明らかにし、完全賠償を求めて神奈川県内に避難した人々が国と東電を相手取って起こしている「福島原発かながわ訴訟」の第27回口頭弁論が18日午前、横浜地裁101号法廷(中平健裁判長)で開かれた。次々回7月の期日で結審するのを控え、国側の訟務検事が28分にわたって国家賠償法上の違法性を否定するプレゼンを実施。原告の代理人弁護士も反論する陳述を行った。国の規制権限不行使に違法性は無く、震...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)
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