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【99カ月目の福島はいま】「せめて夏休みくらいはわが子を放射線から遠ざけたい」「ニーズがある限り受け皿を用意する」~二本松市で開かれた保養相談会に89組の親子

今月9日、福島県二本松市内で保養相談会が開かれ、中通りなどから昨年と同数の89組が訪れた。子どもを参加させる保護者たちの被曝リスクに対する考え方は様々だが、各団体のスタッフは資金難やスタッフの高齢化などの課題に直面しつつも「子どもたちの累積被曝線量低減につながってくれれば良い」と口を揃える。保養に参加した事で出会いや気づきの多さに驚いたという母親。子どもを被曝リスクから少しでも守ろうと毎年、参加して...

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【原発避難者から住まいを奪うな】「経済支援再開しません」「家賃2倍請求もやめません」。復興庁は〝避難者切り捨て庁〟か~衆議院・東日本大震災復興特別委員会より

原発事故に伴い避難指示が出されなかった区域から全国に避難した人々(いわゆる〝自主避難者〟)に対する住宅支援打ち切り問題が、11日の衆議院・東日本大震災復興特別委員会で取り上げられた。民間賃貸住宅に入居する〝自主避難者〟への家賃補助制度が打ち切られて2カ月余。答弁に立った復興庁の渡辺博道大臣も末宗徹郎統括官も「ゼロ回答」。国家公務員宿舎から退去出来ない世帯への「家賃2倍請求」は強行され、家賃補助も含めた...

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【就労不能損害賠償】「原発事故無ければ今も管理人だった」。飯舘村・伊藤延由さんに原告本人尋問。〝安住の地〟いいたてふぁーむ奪われた怒り。「一方的に補償打ち切るな」

原発事故による就労不能損害に対する賠償を、東電が一方的に4年で打ち切ったのは不当だとして、福島県相馬郡飯舘村の伊藤延由さん(75)=新潟県出身=が起こした訴訟の第11回口頭弁論が5月29日午後、東京地裁610号法廷(東亜由美裁判長)で開かれた。原告本人尋問が行われ、伊藤さんは原発事故で奪われた「いいたてふぁーむ」の管理人業務や有機農業への想いなどを語った。「事故が無ければ今も管理人を続けていた」と主張する原...

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【原発避難者から住まいを奪うな】避難者支援で見えた、この国の弱者対応の脆弱さ。避難の協同センター・瀬戸大作さんが川越で講演。「勉強し提案型の運動展開も必要」

「避難の協同センター」事務局長の瀬戸大作さんが2日午後、埼玉県川越市で講演し、打ち切りが相次ぐ原発避難者への住宅支援について「『事故から8年経ったのだからそろそろ自立してください』と〝加害者〟である国や東電が言うのは絶対に許せない」などと、原発避難者を追い詰める「自立の強制」について批判した。政府の避難指示が出されなかった区域から避難した区域外避難者(いわゆる〝自主避難者〟)への住宅支援打ち切りから...

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【モニタリングポスト撤去】継続配置決まる。撤去計画浮上から1年余、住民の想いが国を押し切る。規制庁「ここまで反対の声が広がるとは…」、市民の会「まだ注視必要」

「リアルタイム線量測定システム」と呼ばれるモニタリングポスト(MP)の撤去計画が撤回され、継続配置が決まった。29日午前に開かれた「第10回原子力規制委員会」に原子力規制庁が「当面、存続させることを基本とする」という方針案を提出。了承された。福島県内市町村(避難指示区域外)に設置されている約2400台のMPを、2021年3月末までに撤去するという計画が示されてから1年余。住民説明会では反対意見が大勢を占め、市町村議...

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【ふるさとを返せ 津島原発訴訟】今回から2日間の弁論期日。存続の危機に瀕する郷土芸能。「津島に帰りたい」願いながら逝った息子。「ふるさとは『おふくろ』」~原告3人への本人尋問

原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国や東電に原状回復と完全賠償を求める「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の第18、19回口頭弁論が23、24の両日、福島地裁郡山支部303号法廷(佐々木健二裁判長)で行われた。今回から弁論期日が2日間になり、男女3人の原告に対する本人尋問が実施されたほか、1月に主尋問が行われた専門家証人・佐藤暁氏に対する被告国、東電からの反対尋問が行われた。「原子力...

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【浪江原発訴訟】「自らの〝誓い〟破った東電、暴挙は許せない」。浪江町集団ADR和解案6回拒否で法廷闘争始まる~福島地裁で第1回口頭弁論。国、東電は全面的に争う構え

福島県双葉郡浪江町の町民が申し立てた集団ADRでの和解案(慰謝料一律増額)を東京電力が6回にわたって拒否し続けた問題で、浪江町民109人(49世帯)が国や東電を相手取って起こした「浪江原発訴訟」の第1回口頭弁論が20日午後、福島地裁203号法廷(遠藤東路裁判長)で行われた。この日は、2人の原告や原告側代理人弁護士が意見陳述。原告団長の鈴木正一さんは、意見陳述で「『和解案を尊重する』という約束を破り、6回にわたって...

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【中通りに生きる会・損害賠償請求訴訟】「疲れ果てた。裁判所は良い和解案を」「これ以上傷つきたくない。東電は受諾を」。原告らが会見開き、和解による裁判終結求める

「中通りに生きる会」(平井ふみ子代表)の男女52人(福島県福島市や郡山市、田村市などに在住)が、福島第一原発の事故で精神的損害を被ったとして東電を相手に起こした損害賠償請求訴訟で、原告や代理人弁護士が15日午後、福島県庁で記者会見を開いた。提訴前に陳述書作成に取り組んだ原告たちの闘いは5年に及び「精根尽き果てた」、「福島地裁で終わらせたい」と和解による終結を望んでいる。記者クラブで涙ながらに想いを語っ...

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【98カ月目の原発避難者はいま】消される避難者の声。「個人が特定される」。全国の拠点に寄せられた相談内容を黒塗りした福島県。事実上の不開示に避難当事者から疑問の声も

全国で暮らす原発避難者が何に困って、何を求めているか。しかし、福島県の回答は事実上の「不開示」だった─。本紙はこのほど、福島県の情報公開条例に基づき、原発避難者から寄せられた相談内容の開示を請求した。しかし、開示されたのは相談内容など多くが黒塗りされた180枚。県は「名前や避難元、避難先を伏せても個人が特定されるおそれがある」などと理由を説明しているが、相談内容が分からなければ、避難者の〝切り捨て〟を...

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【97カ月目の福島はいま】「語り部たらん」。詩で綴る奪われたふるさと、表面的な〝復興〟への疑問。双葉町出身の元教師・二階堂晃子さん「語らねば原発事故被害が消えてしまう」

「見えない百の物語」(土曜美術社出版販売)という詩集がある。作者は、福島県双葉郡双葉町出身の元教師・二階堂晃子さん(75)=福島県福島市在住=。大切なふるさとを根こそぎ奪った原発事故への怒り、差別を恐れて「福島から来た」と県外で口に出来ない苦悩、国や福島県が進める〝復興〟への疑問、「語り部としての決意」が伝わってくる作品の数々。その中から3篇を紹介しながら、二階堂さんが詩に込めた想いに迫りたい。元号...

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【福島原発かながわ訴訟】地裁判決受け横浜で集会~被曝リスク直視せず、区域外避難には低い賠償。司法の限界?「5年以上争ってこの程度の判決。それでも闘わなければ…」

原発事故で神奈川県内に避難した人々が国と東電を相手取って起こした「福島原発かながわ訴訟」(村田弘原告団長)。2月20日に横浜地裁(中平健裁判長)で言い渡された判決を受けた集会が20日午後、横浜市内で開かれた。低線量被曝のリスクを直視せず、区域外避難者には冷たい判決。司法は原発事故被害者を救済し得るのか。原告たちは疲弊とジレンマを抱えながら、控訴審での闘いに臨む。この日は奇しくも、福島では聖火リレーの出...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)
https://www.facebook.com/taminokoe/


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