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【ふるさとを返せ 津島原発訴訟】裁判官ももらい泣きした2人の母の意見陳述。「失ったものを償って欲しい」~第3回口頭弁論

原発事故による全町避難中の福島県浪江町。その中でも、特に放射能汚染の酷い津島地区の住民たちが国や東電に原状回復と完全賠償を求める「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の第3回口頭弁論が23日午後、福島地裁郡山支部で開かれた。息子に被曝を強い、息子から平和な日々を奪った原発事故。2人の母親の涙ながらの意見陳述に裁判官ももらい泣きした。「俺たちが何か悪い事でもしたのか」。原告たちはビラ配りやデモ行進で怒りを口...

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【帰還困難区域】「昔の津島を返してくれ」。故郷も自宅も山の幸も奪われた浪江町民の叫び~避難生活で壊れた「心」と「身体」

「震災から2000日」や「あれから5年半」。メディアで盛んに使われる言葉は、あくまで暦の上での区切りに過ぎない。当事者にとって原発事故は現在進行形だ。福島県浪江町から二本松市に避難中の男性(50)が、匿名を条件に怒りや哀しみを語った。自宅のある津島地区は最も汚染の度合いが高い「帰還困難区域」に指定され、以前のような生活を送れる目途は立っていない。放射性物質の拡散で避難を強いられ、自身も娘も心身に傷を負っ...

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【3・11甲状腺がん子ども基金】菅谷昭市長が指摘するこの国の誤り。「健康調査の充実を」「長期保養も必要」~基金はまず患者の経済的支援へ

「3・11甲状腺がん子ども基金」の設立シンポジウムが17日午後、都内で開かれ、基金の特別顧問である長野県松本市長の菅谷昭さんが基調講演。チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシ共和国で甲状腺治療に従事した経験から「甲状腺ガンはもちろん、他の健康障害も長期的な観察が必要だ」と訴えた。また、決して財政が潤沢でないベラルーシが国家予算で子どもたちの長期保養に取り組んでいるのに対し、日本は「政府が無関心」、「これが...

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【66カ月目の福島はいま】絵手紙に込められた原発事故から5年半の想い。汚染、避難、孫…。講師に促されて綴った「本当の事」

福島県郡山市で18日まで開かれている絵手紙展「ありがとう展」。同県川俣町や郡山市の女性たちが、「震災5年目」というテーマで出品している。なるべく余計な言葉は排して、絵手紙に綴られた想いをそのまま届けたい。そこには「風評被害」や「過剰不安」などという紋切り型の表現では突き放せない、市井の人々の現在の心の内が詰まっている。「3.11」から2000日超。しかし、原発事故はまだまだ終わっていない。【「心までは除染で...

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【県民健康調査】子どもの肺炎、母親のうつ…。「甲状腺ガン」だけじゃない原発事故の影響~「縮小」ではなく幅広い調査こそ必要

原発事故後、甲状腺ガンの有無を調べている「県民健康調査」の第24回検討委員会が14日午後、福島市内で開かれた。6月30日現在、甲状腺ガンの手術を受けたのは計136人。検査方法の「縮小」に関しては、否定的な意見が相次いだ。一方、肺炎など感染症で子どもが入院していることも報告され、母親のうつ傾向も明らかになった。チェルノブイリ原発事故後、精神疾患が増えたとの指摘も。求められるのは健康調査の「縮小」ではなく「拡大...

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プロフィール

Author:鈴木博喜
大手メディアが無視する「汚染」、「被曝」、「避難」を追い続けています。

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【じぶん銀行あいいろ支店 普通2460943 鈴木博喜
(銀行コード0039 支店番号106)】

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