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【福島原発かながわ訴訟】原告へ本人尋問始まる。被害者の怒りも涙もお構いなし。陳述書の粗探しに終始した被告側代理人弁護士。来年2月に現地検証実施へ

原発事故の原因と責任の所在を明らかにし、完全賠償を求めて神奈川県内に避難した人々が国と東電を相手取って起こしている「福島原発かながわ訴訟」の第24回口頭弁論が17日、横浜地裁101号法廷(中平健裁判長)で開かれ、10時から17時まで、昼休みをはさんで終日、7人の原告に対する本人尋問が行われた。淡々と陳述書の粗探しをし、プライバシーや哀しみを土足で踏みにじるような尋問の連続に、原告や傍聴者から怒りの声があがった...

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【80カ月目の浪江町はいま】二本松市で最後の十日市祭。惜別の裏にある苦悩。「孫は連れて行かれない」「何もしなきゃ前に進まぬ」~7年ぶりに町で開催へ

福島県浪江町の伝統行事「十日市祭」を巡り、町民の苦悩と葛藤が深まっている。今月25、26の両日、原発事故後初めて十日市祭が町内開催されるが、「歓迎」と「時期尚早」とで町民の意見は分かれる。12日には、原発事故で多くの町民を受け入れた二本松市で最後の「十日市祭」が規模を大幅に縮小して開かれたが、ある町民は「孫を連れて行かれない」と表情を曇らせた。帰町が進まない中、イベントで対外的に〝復興〟をアピールしたい...

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【飯舘村で「対話キャンプ」】無用な被曝は絶対に避けるべきか、実際に村を訪れて原発事故被害を理解するべきか~高校生・大学生が三連休利用し「2泊3日」

高校生や大学生など全国の若者たちが3日から5日にかけて実施された「対話キャンプ in 福島~復興視察・講演会~」で福島県相馬郡飯舘村を訪問。村内に2泊し、原発事故から80カ月が経とうとしている村の実情について学んだ。参加者の中には制服姿の女子高生もおり、村民から「あんなに放射線量の高い土地に宿泊させて良いものか」と被曝リスクを懸念する声があがる一方、「実際に現場を目で見る事の意義は大きい」との見方もある。...

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【自主避難者から住まいを奪うな】〝避難者追い出し〟ついに司法の場へ。「家賃払って雇用促進住宅から出て行け」。被告は米沢の8世帯~第9回福島県庁交渉

原発事故に伴う〝自主避難者〟への住宅の無償提供打ち切り(今年3月31日)から半年以上が経ち、とうとう避難者が「被告」として司法の場でも追い出し圧力を受ける事態になった。4月1日以降も山形県米沢市内の雇用促進住宅への無償入居を継続している避難者8世帯を相手取り、住宅を管理する独立行政法人が明け渡しと退去までの家賃の支払いを求めて提訴したのだ。1日午後、福島市内で開かれた避難者団体と福島県庁職員との9回目の交...

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【福島原発被害東京訴訟】「一番つらかったのが〝いじめ〟」。中学生が結審の法廷で怒りの最終陳述。「大人は子どもに責任とって」~判決は来年3月16日

原発事故により東京都内への避難を強いられた人々が、事故の過失責任を認め損害賠償をするよう国と東電を相手取って起こした「福島原発被害東京訴訟」の第25回口頭弁論が25日午後、東京地裁103号法廷(水野有子裁判長)で開かれた。中学生の少年と40代女性が最後の意見陳述。少年は「一番つらかったのが〝いじめ〟」と語り、「大人は避難やいじめ、健康不安の責任をとって欲しい」と訴えた。女性も娘の受けた〝いじめ〟などから「...

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【子ども脱被ばく裁判】「情報隠蔽で不必要な被曝を強いられた」。福島大の荒木田准教授が意見陳述。「法や手続きに従った行政の回復を」~第12回口頭弁論

福島県内の子どもたちが安全な地域で教育を受ける権利の確認を求め、原発の爆発事故後、国や福島県などの無策によって無用な被曝を強いられたことへの損害賠償を求める「子ども脱被ばく裁判」の第12回口頭弁論が18日午後、福島県福島市の福島地裁203号法廷(金澤秀樹裁判長)で開かれた。原告の1人で福島大学准教授の荒木田岳(たける)さん(47)が意見陳述。国や福島県の無作為で子どもたちが避けられたはずの無用な被曝を強いら...

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「当事者の声、残さないと歴史から原発事故被害が消される」。証言集まとめた宇都宮大・清水准教授が福島で講演。「汚染や被曝、無かった事にはさせまい」

原発事故以降、栃木県民や福島県からの避難者たちの声を聴き取り、証言集にまとめた宇都宮大学国際学部准教授の清水奈名子さんが15日午後、福島県福島市で講演し、「当事者には余力が無く、自ら記録を残せない。記録が無いと後々、原発事故被害が無かった事にされてしまう」と記録の重要性について語った。傾聴を通して見えて来たのは、国が原発再稼働や海外輸出にまい進する中で避難や放射線防護が自己責任論に収れんされ、汚染や...

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【総選挙2017】「正々堂々と訴えて欲しかった」。支持者も呆れる安倍晋三首相の〝逃げ〟の第一声。野次に神経尖らせ、福島市の田んぼ前で「動員・演出」

〝逃げの宰相〟に福島県民が呆れた─。第48回衆議院選挙が10日公示され、安倍晋三首相は原発事故から6年7カ月後の福島県福島市で第一声を行った。だが、マイクを握ったのは、多くの人が行き交う福島駅前ではなく車で20分ほど走った場所にある田んぼの真ん中。農家を中心に動員がかけられ、支持者以外を排除して地元米のおにぎりやナシを食べるパフォーマンス。関係者は「党本部は反対派の野次に相当、神経質になっていた」と明かす...

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「被曝リスク不安視する人々の受け皿に」。日本女医会が「甲状腺ガン患者を孤立させまい」と子ども基金に150万円寄付。連携し「困ったら女性医師へ」

福島第一原発の事故後に甲状腺ガンと診断された患者たちや、避難の有無にかかわらずわが子への健康影響を懸念する親たちを孤立させまいと、女性医師たちが立ち上がった。115年の歴史がある公益社団法人「日本女医会」(東京都渋谷区)。6月には「3・11甲状腺がん子ども基金」に150万円を寄付。無料電話相談にも協力するなど、連携を深めつつある。国からの支援もなく、経済的にも精神的にも苦しい甲状腺ガン患者の救済だけでなく、...

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【飯舘村議選】2人の若手議員「放射能など課題だらけ」「村民の声聴く」。菅野村長は「ダメダメ言うだけでは…」とクギ。入院したまま当選の現職に批判も

任期満了に伴う福島県・飯舘村議選が24日、投開票され、10人の顔ぶれが決まった。帰還困難区域を除く避難指示解除後も多くの村民が福島県内外に避難・移住している中、投票率は前回2013年と比べて9・8ポイント下がり63・23%。原発事故前と比べると30ポイント近くも下がった。3、40代の若手新人が2人当選したものの、病気療養のため入院したまま一度も村民の前に顔を出さない現職が上位当選するなど、依然として村の古い体質も浮き彫...

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【ふるさとを返せ 津島原発訴訟】「ただ孫と津島に帰りたいだけ」「リフォーム完成間近で奪われたわが家にはカビ」。来夏にも現地検証か~第9回口頭弁論

原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国や東電に原状回復と完全賠償を求める「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の第9回口頭弁論が22日午後、福島地裁郡山支部303号法廷(佐々木健二裁判長)で開かれた。2人の原告が意見陳述。孫との楽しい生活を奪われた悔しさや、リフォーム完成間近で自宅を奪われた哀しみ、集落の記録誌編さんを通してますます深まった故郷への愛着を語った。次回期日は11月17日1...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)

大手メディアが無視する「汚染」、「被曝」、「避難」を追い続けています。

福島取材にはコストがかかります。
往復の交通費と宿泊費だけで約2万円です。
よろしければ、ご支援をこちらまでお願い致します。

【ゆうちょ銀行 普通 記号10980 口座番号05373461 鈴木博喜】

【じぶん銀行あいいろ支店 普通2460943 鈴木博喜
(銀行コード0039 支店番号106)】

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