【27カ月目の福島はいま】盛大な六魂祭の陰で被曝が続く福島市
- 2013/06/08
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「六魂祭には25万を超す人が訪れた」。瀬戸孝則福島市長は市議会で胸を張った。だが、その陰で、福島市内には依然として高濃度に汚染された地点が数多く存在する。汚染の度合いが計り知れない阿武隈川を軸に、放射線量の高い岡部地区を歩いた。復興はもちろん大切だ。だが、復興と被曝回避は両輪でなければならない。子どもたちの被曝の危険は確実に存在する。【放射線量が激減した町内会の測定に疑問】 福島原発から西北西に約62...