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【参院選2016】〝進次郎フィーバー〟にかき消される「脱被曝」。続く汚染、外遊びに慎重な母親。語られるのは公共事業主導型復興ばかり

イケメン議員に黄色い歓声があがった。相変わらず汚染や被曝は語られぬ選挙戦。与党は公共事業主導型復興の推進を繰り返し強調するが、一方で住民の放射線に対する懸念は払しょくされていない。依然として線源が点在し、被曝のリスクは残念ながら存在する。〝進次郎フィーバー〟に沸いた福島県本宮市で、母親らに現在の想いを尋ねた。本来は参院選の争点として語られるべき、被曝リスクへの不安を抱えながら生活している現実がそこ...

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【浪江町・住民懇談会】町民の不満・怒りが噴出。「『年20mSvで帰還』は本当に安全?」~荒れ果てたわが家に「特例宿泊」なんて出来ない

原発事故で全町民が避難を強いられている福島県浪江町。国が2017年3月末で避難指示を解除する方針を示した(汚染がより酷い「帰還困難区域」を除く)ことを受けて23日、町民の意見を聴く住民懇談会が都内で始まった。国と町は7月5日にかけて福島県内外で懇談会を開く予定で事実上の解除に向けた地ならしだが、町民からは不満が噴出。避難先で自殺した女性の遺書も読み上げられた。お盆の8月にも予定されている「特例宿泊」にも、「...

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【参院選2016】「福島米を官邸で毎日、食べている」~〝エサ〟は公共事業型復興。汚染や被曝、改憲には触れない安倍晋三首相

参議院選挙が公示された22日午後、安倍晋三首相が福島入りし、郡山と須賀川で応援演説を行った。一人区の福島選挙区には3人が立候補しているが、自民党現職の法相岩城光英氏(66)、民進党現職の元経済産業副大臣増子輝彦氏(68)の事実上の一騎打ち。熊本から駆け付けたのは危機感の表れと言えよう。原発事故による汚染や被曝リスクには一切触れず、公共事業型の復興推進を〝エサ〟に支持を得る戦略。福島の米を毎日食べている、...

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【自主避難者から住まいを奪うな】2回目の政府交渉も進展なし。「福島県の判断」繰り返して逃げ切り図る若手官僚~避難者切り捨てまで9カ月

原発事故に伴う〝自主避難者〟への住宅無償提供を福島県が2017年3月末で打ち切る方針を示している問題で、「『避難の権利』を求める全国避難者の会」(中手聖一、宇野朗子共同代表)が21日午後、東京・永田町の参議院会館で2回目の政府交渉を行った。しかし、内閣府や復興庁の若手官僚側は「福島県の判断」、「もはや戻れる状況になった」と従来の言葉を繰り返すばかりで進展無し。福島県の内堀雅雄知事も国も逃げ切りを図る。被曝...

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【菅直人講演会】鋭い経産省批判の一方で語られぬ「脱被曝」~年20mSvでの線引き「当時は専門家に議論してもらうしか無かった」

菅直人元首相の講演会が20日夜、都内で開かれ、約60人の聴衆を前に福島第一原発事故当時の話を中心に「脱原発」を呼びかけた。事故後から、経産省は原発再稼働に向けて画策してきたと鋭く批判する一方で、自らの避難指示範囲や年20mSv基準の是非に関しては言及無し。「専門家の間でも意見が分かれていた。彼らの議論で決めてもらうしかなかった」と語るにとどまった。福島県中通りには出されなかった避難指示。来年3月末で切り捨て...

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【松戸市議会】甲状腺検査、公園のホットスポット、除染土壌の再利用。被曝リスクを直視しない松戸市~「土壌測定」続けるDELI議員が一般質問

千葉県・松戸市議会の本会議が15日、開かれ、土壌測定を一貫して続けているDELI議員が一般質問に立った。今回も「福島県内除染土壌の公共事業への再利用」、「公園に局所的に点在するホットスポット」、「甲状腺検査でのA2判定の位置づけ」など、DELI議員は市当局の消極的な放射線対策を質した。しかし、市側は「国の動向を注視したい」、「甲状腺検査はあくまで市民の不安解消」などと答弁。今回も「松戸市には被曝リスクは無い」...

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【号外】10月の飯舘村長選挙、村民避難に消極的な菅野村長が出馬表明~「村の復興を停滞させたくない」

来年3月末の避難指示解除や2年後の村内学校再開などで揺れる飯舘村の菅野典雄村長が13日、「私には国や福島県とのパイプがある。村の復興を停滞させたくない」と飯舘村長選挙(10月6日告示、16日投開票)への立候補を正式表明した。1996年に初当選した菅野村長は現在、5期目。前回2012年の選挙では無投票当選しただけに、原発事故後の対応に関して初めて、村民に信を問うことになる。村長選挙に名乗りをあげるのは、前村議会議長の...

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【飯舘村】形ばかりの「住民説明会」で来年3月に避難指示解除強行~味わえぬ山の幸、具体策無い生活支援

飯舘村の避難指示を2017年3月末で解除する旨の住民説明会が12日、福島市内で開かれた。そもそも強制避難に反対だった菅野典雄村長と村議会からの要望に応えるという形で避難指示解除の道筋が決まり、来月からは長期宿泊が始まる。なぜ年20mSvが解除の基準なのか合理的な説明は無く、帰村後の金銭的な生活支援策も決まっていない。とにかく帰還ありき。説明会は「ガス抜き」、「アリバイづくりとの声が村民からあがる。大量の除染土...

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【8000Bq/kg以下は公共工事へ】被曝強いられる土木作業員~除染土壌の再利用へ突き進む環境省。南相馬市で実証実験も

福島県内の除染作業で生じた汚染土壌のうち、8000Bq/kg以下のものを全国の公共事業に再利用するとの方針を環境省が打ち出したことを受けて、国際環境NGO「FoE Japan」は8日午後、東京・永田町の参議院会館で中止を求める政府交渉を行った。除染土壌を減らすことが至上命題の環境省にとって再利用は悲願。従来の基準を無視し、土木作業員に被曝を強要してでも再利用に邁進する。5月2日に続いて提出された反対署名は1万5000筆を超え...

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【南相馬訴訟】「20mSvで指定解除するな」~国は住民の意見など初めから無視していた。「反対されても解除強行」情報公開で明らかに

空間線量が年20mSvを下回ったことを理由に「特定避難勧奨地点」の指定を一方的に解除したのは違法だとして、福島県南相馬市の住民808人が国を相手取って起こした民事訴訟の第4回口頭弁論が6日午後、東京地裁で開かれた。弁護団は、指定解除に至るまでの国と南相馬市のやり取りが克明に記された膨大な議事録を情報公開制度で入手。証拠提出するとともに、事実上の〝意見陳述〟でも、住民の意見など初めから無視して指定解除を強行し...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)

大手メディアが無視する「汚染」、「被曝」、「避難」を追い続けています。

福島取材にはコストがかかります。
往復の交通費と宿泊費だけで約2万円です。
よろしければ、ご支援をこちらまでお願い致します。

【ゆうちょ銀行 普通 記号10980 口座番号05373461 鈴木博喜】

【じぶん銀行あいいろ支店 普通2460943 鈴木博喜
(銀行コード0039 支店番号106)】

https://www.facebook.com/taminokoe/

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