記事一覧

【自主避難者から住まいを奪うな】避難者から逃げ続ける福島県知事~「それが現場主義?」。疑問呈する記者クラブにも〝内堀話法〟で的外れな回答

「県庁全体として丁寧に対応する」。これが具体的に何を指しているか、理解できる人はいるだろうか。福島県は、政府の避難指示の無い〝自主避難者〟向け住宅の無償提供打ち切り(2017年3月末)を昨年6月に発表したが、当事者からの度重なる求めにも関わらず、内堀雅雄知事は一度も避難者との面会に応じていない。8月29日の定例会見では、「現場主義」を掲げながら避難者と会わない内堀知事の態度にとうとう記者クラブから疑問の声...

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【北塩原村長選】金銭不祥事も百条委もどこ吹く風。現職が圧勝で三選~「この村は変わらないのか…」。完敗だった〝コンビニのおばちゃん〟

任期満了に伴う福島県・北塩原村長選挙は28日、投開票され、現職の小椋敏一氏(68)が1069票で三選を果たした。次点は前村議の遠藤和夫氏(61)で723票。〝コンビニのおばちゃん〟伊関明子氏(61)は175票で完敗だった。小椋村長の金銭不祥事、それを追及出来ない村議会の百条委員会(8月4日号参照)を受けて「村政の透明化」、「観光地として防災・減災対策の充実」などを訴えたが「村内にそびえる〝ベルリンの壁〟」は想像以上に...

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【自主避難者から住まいを奪うな】山形県知事が福島県知事へ住宅無償提供延長要請。新潟県知事も「区域外避難者はつらい」~それでも打ち切り曲げぬ福島県知事

受け入れ自治体の知事が頭を下げても駄目だった。「第21回山形・新潟・福島三県知事会議」が25日午後、福島県郡山市熱海町のホテルで開かれ、山形県の吉村美栄子知事が「特段の配慮をお願いしたい」との表現で住宅無償提供の延長を要望した。新潟県の泉田裕彦知事も「住宅の問題でさらに負担感が増している」と指摘したが、ホスト役の内堀雅雄・福島県知事は「ご心配・ご配慮に改めて感謝を申し上げる」と返すばかり。政府の避...

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【北塩原村長選】「変革の風を吹かせたい」。〝コンビニのおばちゃん〟の敵は現職村長に村議…。「完全アウェー」の選挙戦に密着

任期満了に伴う福島県・北塩原村長選挙は23日、告示され、現職で三選を目指す小椋敏一氏(68)、村議・遠藤和夫氏(61)、コンビニ経営者・伊関明子氏(61)の3人が立候補を届け出た。小椋村長の金銭不祥事(8月4日号参照)の徹底解明や防災体制の充実、村政の見える化・迅速化を訴える伊関さんの遊説に密着した。2014年10月の福島県知事選挙同様、夫と二人三脚での選挙戦。前回同様、現職の無投票三選ムード濃厚だった村長選挙が...

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【自主避難者から住まいを奪うな】「これ以上は見直しません」。福島県が収入要件緩和など「新たな支援策」の〝最終版〟を公表

福島県の「新生ふくしま復興推進本部会議」の第57回会合が17日午前、福島県庁で開かれた。席上、原発事故に伴う〝自主避難者〟への住宅無償提供を2017年3月末で打ち切る方針に関し、既報通り(8月10日号参照)、新たな住まいへの家賃補助の収入要件を15万8000円から21万4000円に緩和すること、2015年12月25日以降の転居者も補助対象とすることなど支援策の見直し版が報告された。福島県の想定では、収入要件の緩和により家賃補助の...

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【65カ月目の福島はいま】改めて問う。「福島県産は食べたくない」は「風評加害」か?

立秋を過ぎ、福島県内では桃や梨、ブドウがたわわに実っている。中でも全国2位の収穫量を誇る桃は〝果物王国〟福島のシンボルでもあるが、原発事故の影響が今も続き、価格や売り上げの回復には至っていない。内堀雅雄県知事自ら、消費者が福島産を避ける心理を「風評」と位置付け、風評払拭に奔走する。テレビでは人気アイドルが「美味しい」とPRする。農家の中には消費者に怒りをぶつける人もいる。しかし、被曝リスクを心配して...

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【自主避難者から住まいを奪うな】福島県が一部譲歩。早期転居者にも家賃補助支給へ。収入要件の緩和も決まる~住宅支援継続要求は拒否

福島県が自主避難者向け住宅の無償提供を2017年3月末で打ち切る方針を撤回しないことを受け、避難者らでつくる「原発被害者団体連絡会」(ひだんれん)と「原発被害者訴訟原告団全国連絡会」(原訴連)は9日午後、福島県と2回目の交渉を行った(7月9日号参照)。県側は無償提供継続は拒んだものの一部譲歩。支援打ち切り後の新たな住まいへの家賃補助に関し、2015年12月以降の転居者にまで支給対象を拡大すること、支給可否の判断...

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【子ども脱被ばく裁判】「避けられた無用な被曝の責任をとれ」~第6回口頭弁論。井戸弁護士は「コストを理由とした被曝の強要は許されぬ」と国や福島県を批判

福島県内の子どもたちが安全な地域で教育を受ける権利の確認を求め、原発の爆発事故後、国や福島県などの無策によって無用な被曝を強いられたことへの損害賠償を求める「子ども脱被ばく裁判」の第6回口頭弁論が8日午後、福島県福島市の福島地裁203号法廷で開かれた。意見陳述した弁護団長の井戸謙一弁護士は「被曝は少なければ少ない方が良い」、「コストがかかることを理由に被曝を強要することは許されない」などと、住民を守ら...

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【自主避難者から住まいを奪うな】進まぬ「新たな住まい」探し~拒否相次ぐ戸別訪問、7割以上で「要再訪問」。打ち切り方針は依然、撤回せず

福島県は、原発事故による〝自主避難者〟への住宅無償提供を2017年3月末で打ち切る方針を貫いているが、全国で実施されている戸別訪問も新たな住まい探しも進んでいないことが分かった。訪問出来た県外避難者のうち4割で住まいが決まっておらず、訪問を拒んでいる人も含めて実に7割以上の避難者への再訪問などのケアが必要という。明日9日には、避難者らでつくる「原発被害者団体連絡会」(ひだんれん)と「原発被害者訴訟原告団全...

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【放射性廃棄物】新野市長が速攻で設置容認。〝出来レース〟だった説明会、無視され続けた反対意見~二本松市・東和の森に仮設焼却炉設置へ

地元住民から反対運動が起きていた放射性廃棄物の仮設焼却炉(7月6日号参照)が、二本松市・東和の森に設置されることが決まった。とにかく燃やして除染廃棄物を減らしたい環境省に対し、二本松市の新野洋市長が仮設焼却炉の設置容認を表明。汚染の再拡散を懸念する住民の反対意見は完全に無視された格好で、市長は住民説明会から1カ月も経たずに受け入れを表明してしまった。安全性の科学的検証も、東和地区が選ばれた明確な理由...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
大手メディアが無視する「汚染」、「被曝」、「避難」を追い続けています。

福島取材にはコストがかかります。往復の交通費と宿泊費だけで約2万円です。
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【じぶん銀行あいいろ支店 普通2460943 鈴木博喜
(銀行コード0039 支店番号106)】

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