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【自主避難者から住まいを奪うな】「直訴します!」。避難者の直撃を無視した内堀知事、県庁職員が身体を張ってガード。改めて打ち切り撤回も面会も拒否

政府の避難指示が出ていない地域から避難した〝自主避難者〟に対する住宅の無償提供が4カ月後に打ち切られる問題で、東京や神奈川の避難者たちが28日、内堀雅雄知事に打ち切り撤回を求める「直訴状」を手渡そうと福島県庁に集まった。定例会見に臨む内堀知事を直撃したが、知事は完全無視。県庁職員が必死に阻んだため直接、手渡すことは出来なかった。避難者たちは抗議行動を12月2日まで連日、展開する一方、6日に始まる福島県議...

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【自主避難者から住まいを奪うな】「避難者を孤立させるな」。住宅打ち切りまで4カ月。「かながわ避難者生活支援ネットワーク」が始動。

原発事故で福島県から神奈川県に〝自主避難〟した人々を支援する「かながわ避難者生活支援ネットワーク」が26日、設立された。住宅の無償提供打ち切りを4カ月後に控え、地域に埋もれがちな避難者を孤立させまいと活動を展開する予定。打ち切り撤回を求めている避難者団体も支援する計画で、今年7月に都内で発足した「避難の協同センター」の神奈川版の役割を担う。あす28日から実施される福島県知事に対する直訴行動には、神奈川県...

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【ふるさとを返せ 津島原発訴訟】「いつか帰る!」。男性原告が法廷で「サライ」熱唱。女性原告は大粒の涙。「なぜ子どもがこんな目に…」~第4回口頭弁論

原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国や東電に原状回復と完全賠償を求める「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の第4回口頭弁論が23日午後、福島地裁郡山支部(上拂大作裁判長)で開かれた。2人の原告が意見陳述。男性が「サライ」を熱唱しながら、ふるさと津島への想いを語れば、女性は原発事故に振り回され心身を傷つけられた次女について、大粒の涙を流しながら訴えた。原告たちの願いはただ1つ...

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【続・原発事故と〝いじめ〟】横浜の両親が会見。〝自主避難〟に対する誤解への悔しさにじませる。加害児童には「将来ある子ども。叩かないで」と配慮も

原発事故により福島県内から神奈川県に〝自主避難〟した家族の子どもが小学校で暴力を振るわれたり金を脅し取られたりした問題で、被害児童の両親が23日午後、横浜市内で開かれた記者会見で記者からの質問に答えた。自己保身とも言える対応に終始した小学校や横浜市教委の対応への怒りに加え、〝自主避難者〟への無理解に対する悔しさもにじませた。代理人の弁護士も「氷山の一角。国もメディアも避難者の立場を尊重していないから...

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【津波警報と原発】今後も続く「不安」と「結果オーライ」。母親が抱いた後悔と葛藤。「ここで暮らし続けて良いのか…。でも移住は難しい」~福島県沖でМ7.4

22日朝の福島を、マグニチュード7.4の大きな揺れが襲った。白河市や須賀川市、いわき市、浪江町、南相馬市などで震度5弱を観測。そして「津波警報」の発令。浜通りの人々は原発からの放射性物質再飛散を懸念しながら、家族とともに高台に逃げた。やや落ち着きを取り戻した午後の浜通りを、国道6号線沿いに取材した。そこには、繰り返す「結果オーライ」への不安とかなわぬ移住への葛藤があった。それでもなお、原発に依存した生活...

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【68カ月目の浪江町はいま】「自宅を新築してはいけませんか?」。賠償金への無理解、心無い暴言に浪江町民から怒りと悔しさ~復興なみえ町十日市祭

賠償金などに関する原発避難者への心無い言動は、原発事故後から今日に至るまで止まることなく福島県内外で発せられてきた。19、20の両日、福島県二本松市で開かれた「復興なみえ町十日市祭」でも、これまで浪江町民が浴びせられてきた暴言への怒りや悔しさが聞かれた。事故の〝加害者〟側が一方的に線引きした避難指示区域の設定が生んだ無用の対立。それは原発事故の本質を見誤らせる。原発事故で飛散した放射性物質は、避難指示...

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母の涙。「早く安心できる日々を」。避難に対する同僚からの暴言、慣れぬ土地で小学校に通えなくなった息子。そして住宅打ち切り~福島原発かながわ訴訟

「福島原発かながわ訴訟」の第18回口頭弁論が18日午後、横浜地裁101号法廷(相澤哲裁判長)で開かれ、福島県いわき市から息子と避難した30代の母親が意見陳述。「早く、安心して毎日を過ごせるようになりたい」と訴えた。前の職場で浴びた冷たい視線と暴言。小学校に通えなくなってしまった息子。原発事故さえ起きなければ、被曝リスクも避難の必要性も無かった。そして、避難者切り捨てとも言える住宅の無償提供打ち切り。母親の...

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【自主避難者から住まいを奪うな】京都で支援団体が公聴会。改めて無償提供継続求める~井戸弁護士は「福島県に責任を押し付けるのは国の〝逃げ〟」と批判

原発事故で福島県から京都府に〝自主避難〟した当事者と支援者らが4カ月後に迫った住宅無償提供打ち切りについて話し合う「いのちと避難生活をまもる第6回京都公聴会」が13日午後、京都市内で開かれ、避難者らが改めて無償提供継続を求めた。複数の訴訟で原発事故被害者と向き合っている井戸謙一弁護士(滋賀弁護士会)は「みなし仮設打ち切りの法的問題点」と題して講演。「福島県に責任を押し付けて『県知事が決めた事』と口にす...

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【原発事故と〝いじめ〟】周囲の無理解に傷つけられてきた原発避難者たち。横浜のケースは氷山の一角~極めつけは来春の住宅無償提供打ち切り

原発事故による被曝リスクを避けようと福島県から神奈川県横浜市に〝自主避難〟した家族の子どもが、転入した小学校で長年にわたり暴言を浴びたり金を脅し取られたりしていたことが発覚。テレビや新聞が一斉に報じた。しかし、これはあくまでも氷山の一角。本紙はこれまで、避難や賠償への無理解によって避難者がいかに傷ついてきたか、何度も触れてきた。来春の住宅無償提供打ち切りは、その最たるものと言える。大人が〝自主避難...

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【福島原発被害東京訴訟】〝揚げ足取り〟に終始した国・東電の弁護士。お粗末な反対尋問に「異議あり」~涙と怒号の中、原告への本人尋問始まる

原発事故により都内への避難を強いられた人々が、事故の過失責任を認め損害賠償をするよう国と東電を相手取って起こした「福島原発被害東京訴訟」の第20回口頭弁論が9日、東京地裁103号法廷(水野有子裁判長)で開かれ、夫婦、父娘、母親2人の計6人の原告に対する本人尋問が行われた。しかし、避難の合理性を崩したい国や東電の代理人弁護士による反対尋問はお粗末そのもの。単に〝揚げ足取り〟に終始し、原告代理人弁護士は何度も...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)
https://www.facebook.com/taminokoe/


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 (銀行コード0039 支店番号106)

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