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【自主避難者から住まいを奪うな】「私たちは悪くない」「難民になってしまう」。迫る打ち切り。山形県米沢市の雇用促進住宅入居者が〝退去しない宣言〟

福島県中通りから山形県米沢市に避難し雇用促進住宅に入居している人々が、理不尽な形で住まいを奪われてなるものかと〝退去しない宣言〟をしている。訴訟も辞さない構えで、家賃は東電に請求するよう、住宅を管理する独立行政法人に書類を提出した。原発事故による〝自主避難者〟向け住宅の無償提供打ち切りまで残り2カ月。住宅は、被曝リスクを逃れようと避難した人々の命綱。聴く耳を持たず、住まいを奪おうとする福島県知事へ...

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【70カ月目の浪江町はいま】解除ありきの住民懇談会。「だったら、あなたは今の浪江に引っ越せるのか?」。国の強弁に町民の怒り爆発するも、時間切れ

今年3月31日での避難指示解除(帰還困難区域を除く)の是非を問う福島県浪江町の住民懇談会は28日午後、二本松市内で開かれた。町民から「時期尚早」との意見が相次いだが、国は「生活環境は整いつつある」との姿勢を崩さない。出席した町民に与えられた発言時間も1時間では到底足りず、わずかに延長したのみ。これで「忌憚の無いご意見」を国はどうやって受け止めるのか。業を煮やした町民から怒りの質問がぶつけられた。「だった...

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【70カ月目の浪江町はいま】避難指示解除めぐる住民懇談会始まる。「年20mSvで安全」繰り返す国。住民は「帰還ありきだ」「単なる報告会じゃないか」

原発事故で全町避難が続く福島県浪江町。国が今年3月31日での避難指示解除(帰還困難区域を除く)を提案した事を受け、住民懇談会が26日午後、浪江町権現堂の地域スポーツセンターで始まった。2月10日までの日程で、福島県内だけでなく東京や大阪、仙台など全10カ所で町民が直接、意見を言う場が設けられる。しかし、被曝リスクへの不安を訴えても国は「年20mSvは安全」と繰り返すばかりで、町民から「帰還ありきだ」と不満の声も...

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【福島原発かながわ訴訟】原発事故で「天国から地獄」。内定を取り消された長女。続く汚染。「0.7μSv/hでは富岡町に帰れぬ」。母が涙ながらの意見陳述

「福島原発かながわ訴訟」の第19回口頭弁論が25日午後、横浜地裁101号法廷(中平健裁判長)で開かれ、福島県富岡町から娘たちと避難した小畑まゆみさん(57)が意見陳述。原発事故で娘の仕事もわが家も地域も奪われた怒りや悲しみを涙ながらに訴えた。次回期日は3月23日13時半。異動で裁判長が交代したため、原告団長・村田弘さんによる意見陳述も含めた原告、被告双方の更新弁論が行われる。4月25日の口頭弁論では、現役官僚の名...

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【70カ月目の福島はいま】絵手紙に綴る「あの時は言えなかったこと」。複雑な想い抱えた6年。「不安はまだ消えたわけではない」「キノコのセシウムに怒り」

福島で暮らしていると、被曝リスクを声高に叫ばなくとも胸の奥底には今も不安が漂う。本当に大丈夫だろうかと思いながらも一方で、もう大丈夫だと思いたい気持ちもある。県外の人から「福島は危険だ」とは言われたくない─。郡山市内で22日まで開かれた「うつくしま絵手紙の会」による「年賀状展」では、そんな複雑な想いが描かれた絵手紙も披露された。〝自主避難者〟の前で「中通りでは多くの人が普通に暮らしている」と言い放つ...

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【甲状腺エコー検査】「宮城でも被曝への不安はある」。母親らの心配に寄り添い続けて3年余。「いずみ」の無料検査から見える健康調査への根強いニーズ

原発事故当時、18歳以下だった子どもを対象にした甲状腺エコー検査を2013年12月から毎月、無料で続けている団体が仙台市内にある。日本基督教団東北教区放射能問題支援対策室「いずみ」(仙台市青葉区錦町)。これまでに検査を受けた子どもは1400人超。22日に仙台市内で実施された検査にも41人が参加し、関心の高さを伺わせた。福島第一原発事故の爆発事故から間もなく6年。福島県内では検査縮小の動きすら出ているが、無償で検査...

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【ふるさとを返せ 津島原発訴訟】孫想う祖母「なぜ『ばい菌』扱いされねば…」。再出発の鍼灸院奪われた全盲男性「憤りはくすぶり続けたまま」~第5回口頭弁論

原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国や東電に原状回復と完全賠償を求める「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の第5回口頭弁論が20日午後、福島地裁郡山支部(上拂大作裁判長)で開かれた。男女2人の原告が意見陳述。慣れぬ中通りの学校で酷い仕打ちを受けた孫への想いを女性が語れば、事故で両目の視力を失った男性が再出発の鍼灸院も自宅も原発事故に奪われたと憤りを述べた。共通するのは「原発...

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【南相馬訴訟】「20mSvで指定解除するな」~ほぼ全域が「放射線管理区域」相当。自主測定で深刻な土壌汚染明らかに。原告「なぜ空間線量だけで判断?」

空間線量が年20mSvを下回ったことを理由に「特定避難勧奨地点」の指定を一方的に解除したのは違法だとして、福島県南相馬市の住民808人が国を相手取り、指定解除の取り消しなどを求めて起こした民事訴訟の第6回口頭弁論が19日午後、東京地裁103号法廷(谷口豊裁判長)で開かれた。2人の男性原告が事実上の「意見陳述」(準備書面の補足説明)を行い、自主測定の結果ほぼ全域で放射線管理区域の基準となる1平方メートルあたり4万ベ...

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【70カ月目の浪江町はいま】国が3月31日の避難指示解除を正式提案。年1mSv超だが「生活環境整った」。26日からの住民懇談会で異論噴出しても解除強行か

政府の原子力災害現地対策本部は18日、福島第一原発の爆発事故により福島県浪江町に出されている避難指示について、帰還困難区域を除き今年3月31日に解除すると町に正式に提案した。二本松市内で開かれた町議会全員協議会に原子力災害現地対策本部の後藤収副本部長らが出席。汚染が残る状況でも「ふるさとでの生活を再開いただける環境は整った」などと説明した。浪江町の馬場有(たもつ)町長は今月26日から始まる住民懇談会での...

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【70カ月目の飯舘村はいま】村外最後のふれあい集会で「国は一生懸命」「東京電力さん」。加害者に寄り添う菅野村長、怒る村民。「どっちを向いてるんだ」

福島県飯舘村の「いいたて村民ふれあい集会」が15日、福島市の「パルセいいざか」で開かれた。10センチを超える積雪の中、多くの村民が久しぶりの再会を喜び、ものまねタレント・コロッケのショーなどを楽しんだが、笑顔の裏にある苦悩も多く聞かれた。3月31日に避難指示が解除されても解消されない被曝リスク。しかし菅野典雄村長は村民の想いをよそに、あいさつの中で「東京電力さん」、「国も一生懸命に考えてくれている」など...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)

大手メディアが無視する「汚染」、「被曝」、「避難」を追い続けています。

福島取材にはコストがかかります。
往復の交通費と宿泊費だけで約2万円です。
よろしければ、ご支援をこちらまでお願い致します。

【ゆうちょ銀行 普通 記号10980 口座番号05373461 鈴木博喜】

【じぶん銀行あいいろ支店 普通2460943 鈴木博喜
(銀行コード0039 支店番号106)】

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