fc2ブログ

記事一覧

【福島原発かながわ訴訟】「棄民にされてたまるか」。結審後も奔走する原告団長・村田弘さんが横浜市内で講演。来年2月の判決に向け署名活動も展開中

原発事故の原因と責任の所在を明らかにし、完全賠償を求めて神奈川県内に避難した人々が国と東電を相手取って起こしている「福島原発かながわ訴訟」。原告団長の村田弘さんは7月の結審後も、1人でも多くの人に裁判の存在を知ってもらおうと奔走している。26日夜は横浜市鶴見区内で開かれた学習会「村田弘さんを囲むつどい」で講演。提訴に至った想いや現在の心境などを語った。毎週木曜日、JR横浜駅頭に仲間と立ち始めた村田さん。...

続きを読む

【サン・チャイルド】なぜ福島市民は設置継続を拒んだか。「危険な町だと誤解招く」「今も続く苦しみ表すには軽い」~公開されぬアンケート結果を全入手

唐突に設置され、唐突に撤去された巨大モニュメント「サン・チャイルド」が浮き彫りにしたのは「市民の分断」ではなく、決して一言では語り尽くせない、原発事故から90カ月を経た現状に対する十人十色の多様な捉え方。そして市民感情を無視した木幡浩市長の〝独り相撲〟への怒り、税金の使途に対する疑問だった─。本紙は、福島市の情報公開制度を使ってアンケート用紙に書き込まれた直筆の意見を全て入手した。設置してしまった後...

続きを読む

【自主避難者から住まいを奪うな】井戸謙一弁護士が意見陳述。「避難を継続する必要がある限り、住宅の確保は国や福島県の責務だ」~〝米沢追い出し訴訟〟第5回口頭弁論

原発事故による〝自主避難者〟が被告となった異例の〝米沢追い出し訴訟〟(雇用促進住宅明け渡し訴訟)の第5回口頭弁論が18日夕、山形県山形市の山形地裁3号法廷(貝原信之裁判長)で開かれた。この日の弁論は15分足らずで終了。被告側弁護団から井戸謙一弁護士が準備書面(3)について補足説明の形で意見陳述し、避難の必要性は今なお継続している事、国や福島県には避難者の住宅を保障する責務がある事などを改めて主張した。避...

続きを読む

【中通りに生きる会・損害賠償請求訴訟】4回目の原告本人尋問。甲状腺ガン、婚約解消…。「原発事故さえ無ければ」を東電側は全否定~第12回口頭弁論

「中通りに生きる会」(平井ふみ子代表)の男女52人(福島県福島市や郡山市、田村市などに在住)が福島第一原発の事故で精神的損害を被ったとして、東電を相手に起こした損害賠償請求訴訟の第12回口頭弁論が10日、福島地方裁判所206号法廷(遠藤東路裁判長)で終日、行われた。今回も7人の女性原告に対する本人尋問。自分を犠牲にしてでも守りたい子や孫への想い、原発事故さえ無ければ味わわずに済んだ不安や確執、そして、福島県...

続きを読む

【90カ月目の飯舘村はいま】村役場職員が講演で振り返る「7年前の無策」。初期被曝強いられた村民。空間線量の上昇を「100μSv/h以下だから」と受け流した福島県庁

福島県相馬郡飯舘村の役場職員、杉岡誠さん(復興対策課農政第一係長)が8日夜、福島市内で講演し、原発事故後の7年間を振り返った。2011年3月15日を境に急上昇した空間線量。「100μSv/h以下だから」と屋内退避指示すら出さなかった福島県庁…。生々しい証言からは、放射線から守られず、初期被曝を強いられた村民の様子が浮かび上がってくる。村内の「農」の再生に奔走している杉岡さんの講演を、行政の無策という観点から紹介した...

続きを読む

【モニタリングポスト撤去】「撤去反対」「むしろ増設を」相次ぐ。福島市で2日間の住民説明会。「廃炉完了まで継続を」。開催時期や周知方法への不満も

「リアルタイム線量測定システム」と呼ばれるモニタリングポスト(MP)の撤去計画問題で、原子力規制庁は8月30日夜と今月2日午後の2回、福島県福島市内で住民説明会を開いた。6月25日に福島県南会津郡只見町で始まった住民説明会は、福島市で8市町村目。参加者は計80人と少なかったが、反対意見が大勢を占めた。原子力規制庁は現段階では撤去方針を撤回せず、今後も住民説明会を続けていく構え。参加者からは開催時期や周知方法に...

続きを読む

プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)
https://www.facebook.com/taminokoe/


福島取材への御支援をお願い致します。

・auじぶん銀行 あいいろ支店 普通2460943 鈴木博喜
 (銀行コード0039 支店番号106)

・ゆうちょ銀行 普通 店番098 口座番号0537346

最新記事

最新コメント

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
ニュース
40位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
時事
16位
アクセスランキングを見る>>

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
ニュース
40位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
時事
16位
アクセスランキングを見る>>