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【原発事故とSNS】「アカ」「非国民」…ネット上で続けられる原発避難者への人格否定。被曝リスク全否定だけでなく事実無根の書き込みも

テレビ番組の出演者が自死した事でインターネット上の誹謗中傷が注目されているが、原発事故被害者たちも同じようにネット上での心無い書き込みに頭を悩ませ続けている。特に避難指示区域外からの〝自主避難者〟は避難の権利を否定され、非国民だと罵られた人もいる。避難指示区域からの避難者も事実無根の書き込みをされたり、面と向かって嫌味や皮肉を言われたりし続けている。本来、原発事故の被害者は区別せず等しく救済される...

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【原発避難者から住まいを奪うな】「コロナ禍にあえぐ避難者救います」 3団体共同で緊急アンケート開始。「本来は国や福島県が実態調査すべき」と怒りの声も

原発事故避難者に追い打ちをかける新型コロナウイルス問題。コロナ禍で避難者たちがどのような事に苦しんでいるのか把握し、救済に結び付けようと市民団体が立ち上がった。3団体がインターネット上で緊急アンケート調査を開始。急を要する案件にはすぐに対応する構え。本来ならば、国や福島県が原発避難者の生活実態調査を行うべきだが動きは鈍い。しかし、生活苦は日々、深刻さを増していく。窮状にあえぐ原発避難者を見捨てまい...

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【県民健康調査】学校での甲状腺検査は「コロナ」で1学期中止、「妊産婦に関する調査」も終了へ~第38回検討委員会は〝3密〟避けweb会議、トラブル続きで議論低調

原発事故後、福島県が実施している「県民健康調査」の第38回検討委員会が25日午後、福島市のホテル「ザ・セレクトン福島」で開かれた。〝3密〟を避けるため、星北斗座長以外の全委員がリモート出席。甲状腺検査で「悪性ないし悪性疑い」と判定された人が2019年12月末現在で237人だった事が報告されたほか、「コロナ」で学校での甲状腺検査を1学期を中止する事、「妊産婦に関する調査」を今年度をもって終了する事が確認された。し...

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【新型コロナウイルス】「電車通学怖い」 福島の若者たちが訴える切実な窮状 「バイト収入半減」

福島の若者たちも切実な叫び声をあげている。4月30日に福島県知事あてに提出された9つの要請には、新型コロナウイルスの感染拡大により窮状に追い込まれた若者たちの苦しい生活が凝縮されていた。一緒に提出されたアンケート結果にも、高校生や大学生たちの感染リスクへの不安や生活苦に関する言葉が並ぶ。しかし、受け取った県職員からは前向きな発言が無く、参加者たちをがっかりさせた。緊急事態宣言の適用が解除され、6月1日か...

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【福島県選出の法務大臣】立場が変われば何とやら。「検察庁法改正案」で答弁に窮した森まさ子大臣。野党時代に繰り返していた原発事故対応での政府批判

河井克行前法務大臣の辞任を受け、急きょ法務大臣に就任した森まさ子参院議員(福島県選挙区、いわき市、55歳)。就任から半年が経ったが、検察庁法改正案の審議でも答弁が迷走し、大臣の資質を問う声が絶えない。しかし、野党時代に起きた原発事故では、事故対応を巡って当時の菅直人政権を舌鋒鋭く攻めていた。当時の議事録を紐解くと、新型コロナウイルス問題での安倍政権にそっくりそのまま突き刺さる〝ブーメラン質問〟も多か...

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福島市長に問う。なぜ記者クラブとフリーランスを区別するのですか?

なぜ為政者は「記者クラブ」と「フリーランス」を区別したがるのか。改めて考えさせられる出来事があった。福島市保健所で14日午前に行われたPCR専門外来(ドライブスルー方式)のデモンストレーション。自身の近くに移動して来た筆者に福島市の木幡浩市長が「そこは邪魔」、「記者クラブ優先だから」と声をかけたのだ。仮に迷惑をかけたとしても、それと記者の属性は関係ない。取材現場で当局が記者クラブを優先するなど言語道断...

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【110カ月目の福島市はいま】原発事故から10年目の「小鳥の森」。3密無いが散策すれば被曝リスク…依然として放射能汚染続く〝オアシス〟

野鳥の鳴き声がこだまする森に「密」は無かった。しかし、放射線は今なお飛び交っている─。「愛鳥週間」にあわせて、今年も「小鳥の森」(福島県福島市山口)を歩いた。原発事故で汚染させられた野鳥のオアシスは、生態系保護のため除染作業を最小限にとどめ、自然減衰に任せているが、依然として高い所で0・4μSv/hを上回った。原発事故前の空間線量と比べると10倍だが、地元住民からは「この程度で『被曝リスクがある』なんて言わ...

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【新型コロナウイルス】〝アベノマスク疑惑〟のキーマン、公明党福島県議が初めて取材に応じる。他会派からは「サージカルマスク寄付は公選法違反では?」との指摘も

新型コロナウイルス感染拡大防止目的で配布された布マスクを巡る〝アベノマスク疑惑〟で、国から5・2億円分を受注した「ユースビオ社」(樋山茂社長、福島県福島市)との関係やサージカルマスク寄付問題について、福島県議会の伊藤達也議員(公明党福島県議会議員団)が4日午後、初めて取材に応じた。布マスク受注に関する自身の関与については明言せず、サージカルマスク寄付についても「樋山社長からの依頼で仲介しただけ」と語っ...

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【新型コロナウイルス】〝アベノマスク疑惑〟浮上の4日前、福島県に寄付されたサージカルマスク。伏せられた樋山社長の名。仲介した公明党県議は雲隠れ

布マスク配布事業を巡る〝アベノマスク疑惑〟で、福島県福島市の「ユースビオ社」の名前が急浮上して以降、公明党福島県議会議員団の伊藤達也県議(49)が〝雲隠れ〟している。「ユ社」は5億2000万円分を「シマトレーディング社」とともに請け負ったが、伊藤県議は樋山茂社長と親しい。4月23日には、サージカルマスク2万5000枚が「ユ社」から福島県に寄付されているが、これを仲介したのも伊藤県議。本紙は直接取材を試みているが...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)
https://www.facebook.com/taminokoe/


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 (銀行コード0039 支店番号106)

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