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【東日本大震災・原子力災害伝承館】本当は見せたくない?「原発PR看板」の屋外展示始まるも目立たぬ場所 標語考案した大沼さんも落胆

2015年12月に撤去されて以来〝お蔵入り〟になっていた原発PR看板「原子力明るい未来のエネルギー」の実物展示が24日、福島県双葉郡双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」(以下、伝承館)で始まった。だが、展示場所は建物の入り口や来館者の導線から一番遠い屋外。「砂ぼこり」を理由に扉は施錠されていて、来館者が直接見るには入り口まで戻り、建物沿いに歩かなければならない。原発事故の教訓や反省の材料として「伝承」...

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【120カ月目の浪江町はいま】「原発事故被害など伝わらぬ」コロナ禍で強行された聖火リレー 演出づくめの虚飾イベントに町民も「???」

夏の東京五輪へ向けた聖火リレーが25日、福島県で始まった。原発事故で町内在住者が1600人に激減した浪江町では、昨年オープンした道の駅までのわずか800メートルを3人でリレー。家屋解体によるさら地が増えた町の現実や帰還困難区域住民の苦悩、町立学校解体など原発事故被害にふたをした虚飾イベントに町民からは疑問の声があがった。コロナ禍で感染拡大を不安視する声が多い中での強行。「原発事故から立ち直った福島の姿を光と...

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【浪江原発訴訟】「国や東電許せない」 自宅も作業場も奪われた「ものづくり職人」の悔しさと怒り~父子が意見陳述(下)

福島県双葉郡浪江町の町民が申し立てた集団ADRでの和解案(慰謝料一律増額)を東京電力が6回にわたって拒否し続けた問題で、浪江町民が国や東電を相手取って起こした「浪江原発訴訟」の第7回口頭弁論が16日午後、福島地裁203号法廷(遠藤東路裁判長)で行われた。原発事故で自宅も生業も進学も将来の夢も奪われた父子が意見陳述。奪われたものの大きさと避難先で味わった苦しみを訴えた。前号に続き、今回は20年にわたってものづく...

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【浪江原発訴訟】「人生めちゃくちゃにされた」 原発事故が中学生から奪った工業高校への進学、ものづくり職人の夢~父子が意見陳述(上)

福島県双葉郡浪江町の町民が申し立てた集団ADRでの和解案(慰謝料一律増額)を東京電力が6回にわたって拒否し続けた問題で、浪江町民が国や東電を相手取って起こした「浪江原発訴訟」の第7回口頭弁論が16日午後、福島地裁203号法廷(遠藤東路裁判長)で行われた。原発事故で自宅も生業も進学も将来の夢も奪われた父子が意見陳述。奪われたものの大きさと避難先で味わった苦しみを訴えた。本紙では、2人の意見陳述を2回に分けて伝え...

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【復興五輪と聖火リレー】「福島はオリンピックどごでねぇ」 聖火リレーを来週に控え、今年もJヴィレッジでデモ行進 

昨年に続き、今年も「オリンピックどごでねぇ」の叫びが響いた。「原発事故被害者団体連絡会」(ひだんれん)と「脱原発福島ネットワーク」が17日午後、「2021年も福島はオリンピックどごでねぇ」アクションをJヴィレッジ周辺で行い、五輪中止と原発事故被害者救済、感染症対策への注力を訴えた。依然として原発事故被害が続く中、感染症の問題も出口が見えない。多くの人が「五輪どころじゃない」と実感する中、空虚なリレーは強...

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【120カ月目の飯舘村はいま】「間違いなくあれで良かった」 前村長が伝承館で自画自賛講演 「ゴーストタウンにはしたくなかった」「村民の事を考えての判断」

昨年10月まで6期24年にわたって飯舘村長を務めた菅野典雄氏が14日午後、双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」で講演。原発事故後の自身の対応について「村をゴーストタウンにはしたくなかった」、「村民の事を考えての判断」などと自賛した。しかし、70分間の講演のうち、具体的な原発事故対応について語ったのは3分の1程度。次世代に何を教訓として語り継ぐのか提言も無く、ぼんやりした話に終始する一方で初期被曝は否定...

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【120カ月目の富岡町はいま】「やってる場合じゃねえべ」 原発事故被害封印する五輪・聖火リレーに町民の怒り 「どうせやるなら現実を見せろ」

震災・原発事故から10年が過ぎた福島県双葉郡富岡町。しかし〝復興五輪〟などかけ声ばかりで、町民は「復興など進んでいない。きれいなのは一部だけ」と嘆く。聖火リレーも新装された富岡駅周辺をほんの少し走るだけ。いまだ続く放射能汚染も解体で広がるさら地も帰還困難区域のバリケードも封印される空虚なイベントに、多くの町民が首を傾げている。まさに町民不在。現実の町の姿を見ない聖火リレーまで12日に迫った。「五輪・聖...

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【10年目の福島はいま】「〝復興五輪〟の陰で泣いている人がいるのです」 双葉町の語り部が振り返る原発事故10年 「私たちはスタート地点にすら立っていない」

福島県双葉郡双葉町から原発避難を強いられている70代女性は言った。「少なくとも私にとってはスタート地点にも立っていません」─。10日午前、「東日本大震災・原子力災害伝承館」で口演した女性は、原発誘致に胸躍らせ〝安全神話〟を信じた日々、その原発によってバリケードの向こう側に行ってしまったわが家について語った。今日で震災・原発事故から丸10年。だが、原発事故被害に「節目」など無く、〝復興五輪〟や聖火リレーど...

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【燃やされ消される「原発事故対応」】福島市「保存期限過ぎたので廃棄」 山形県に避難した市民説明会の記録 「保存場所無い」

福島第一原発事故以降の行政文書が福島県や県内市町村で続々と廃棄処分されている問題で、福島県福島市が2011年12月、山形県山形市や米沢市に原発避難した市民を対象に開いた説明会の記録も、「保存期限を過ぎた」として廃棄されていた事が分かった。説明会でどのような質問や意見が出されたのか。当時の行政文書は原発事故の区域外避難者(いわゆる〝自主避難者〟)がどのような状況だったのか検証する材料になり得るが、市は特別...

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【「謝れ!償え!かえせふるさと飯舘村」損害賠償請求訴訟】村民29人が東京地裁に提訴 「原発事故で初期被曝強いられ、ふるさと奪われた」

五輪で〝福島の復興〟を国内外にアピールしようとしている陰で、国や東電と闘っている人々がいる。原発事故に伴う放射性物質の大量拡散で被曝を強いられ、ふるさとを奪われたとして、福島県相馬郡飯舘村の村民29人が5日午後、国と東電に1人715万円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を起こした。飯舘村では2800人を超える村民が集団ADRを申し立てていたが、東電の和解案拒否が相次ぎ打ち切られていた。原告代表の菅野哲さんは言う。...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)
https://www.facebook.com/taminokoe/


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 (銀行コード0039 支店番号106)

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