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【ふるさとを返せ 津島原発訴訟】「津島での生活すべて奪われた」「国と東電を正当に裁いて」男性原告が意見陳述~仙台高裁で控訴審第4回口頭弁論

原発事故による放射能汚染で今なお帰還困難区域に指定されている福島県双葉郡浪江町津島地区の住民が、国や東電に原状回復と完全賠償を求めた「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の控訴審。第4回口頭弁論が26日午後、仙台高裁(石栗正子裁判長)で行われた。男性原告が意見陳述。「国と東電を正当に裁いて」などと訴えたほか、代理人弁護士も、国の責任を否定した最高裁判決の誤りについて陳述した。次回期日は7月21日。5月25日には...

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【浪江原発訴訟】「原発事故なければ娘はソフトボールを続けられた…」男性原告が涙の意見陳述「事故前の生活を返せ!」~福島地裁で第18回口頭弁論、次回6月の期日で結審

集団ADRでの和解案(慰謝料一律増額)を東京電力が6回にわたって拒否し続けた問題で、浪江町民が国や東電を相手取って起こした「浪江原発訴訟」の第18回口頭弁論が18日午後、福島地裁203号法廷(小川理佳裁判長)で行われた。60代の男性原告が意見陳述。「原発事故前の浪江町と私たちの生活を返して欲しい」と涙ながらに訴えた。2018年11月27日の提訴から4年半あまり。裁判は次回6月28日の期日で結審し、浪江町民たちは来年3月まで...

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【福島国際研究教育機構】「原発避難から町に戻ったと思ったら今度は立ち退き…」 再び国家プロジェクトに住まいを追われる浪江町民の苦悩

震災・原発事故後の復興の起爆剤にしようと福島県双葉郡浪江町への設置が決まった「福島国際研究教育機構」(F-REI=以下エフレイ)。今月1日の仮事務所開所式は岸田文雄首相や内堀雅雄知事らが出席して華々しく行われたが、その陰で「立ち退き問題」に苦悩している町民がいる。予定地の大半は農地だが、なかには避難指示解除を受けて町に戻り、新たに土地を購入して暮らしていたところに再び「国家プロジェクト」の名のもとに住ま...

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【12年目の浪江町はいま】「一歩一歩やるしかないけど…」厳しい地域再生 特定復興再生拠点区域で避難指示解除 町民感情考慮し華やかさ排した式典

原発事故後の帰還困難区域のうち、浪江町が「特定復興再生拠点区域」に指定した室原、末森、津島の3地区で3月31日午前10時、避難指示が解除された。特に高齢の町民から早期の避難指示解除が熱望されていた一方、今年1月から2月にかけて行われた住民説明会では厳しい意見も噴出していた。吉田栄光町長は、この日も「解除に12年もかかって申し訳ない」とお詫びを繰り返す〝浪花節〟に終始し、具体的な町の復興までは見通せていない。...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)
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