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【国道114号】〝復興〟のためなら帰還困難区域もフリーパス?国道6号にならい秋にも自由通行へ。経済効果望む「とんやの郷」。津島地区の住民は困惑と怒り

福島県福島市から川俣町を通り、浪江町に抜ける「国道114号線」。帰還困難区域を含むため、現在は許可を得ないとバリケードで止められる。これを今秋にも自由通行出来るようにしようと浪江町が計画。沿線住民の間に期待と困惑が交錯している。避難指示が解除された山木屋地区に復興拠点商業施設をオープンさせた川俣町は、売上増を期待して1日も早いバリケード撤去を熱望するが、避難を強いられている浪江町津島地区の住民たちから...

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【山林火災と放射性物質】帰還困難区域の山林火災で市民団体が福島県に要請書提出。内部被曝防止策求めるも話し合いは平行線。記者クラブも関心示さず

福島県浪江町の帰還困難区域で4月29日から5月10日まで燃え続けた「十万山」の山林火災で、放射性物質が二次拡散しなかったか独自に調べているNPO法人市民放射能監視センター「ちくりん舎」などが19日午後、福島県庁を訪れ、内堀雅雄知事宛ての要請書を県職員に提出。緊急時における速やかな情報公開や被曝防止策、避難基準の策定などを求めた。しかし、話し合いは平行線。論点は全くかみ合わなかった。帰還困難区域での山林火災と...

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【ふるさとを返せ 津島原発訴訟】「わが家に帰れない気持ち受け止めて」。2人の女性が涙の意見陳述。「無責任な言い逃れ許さぬ」と怒りも~第8回口頭弁論

原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国や東電に原状回復と完全賠償を求める「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」の第8回口頭弁論が14日午後、福島地裁郡山支部303号法廷(佐々木健二裁判長)で開かれた。2人の女性が意見陳述。住み慣れたふるさとを奪われた哀しみや怒りを涙をこらえながら語った。「豊かな自然を壊された」、「原発が人生そのものを奪った」。2人の訴えを、佐々木裁判長はじっと目を...

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【福島原発かながわ訴訟】ビキニ水爆の被害者に寄り添う静岡の聞間医師。証人尋問で「低線量であっても被曝のリスクは消えない」。被告側の反対尋問は9月

原発事故の原因と責任の所在を明らかにし、完全賠償を求めて神奈川県内に避難した人々が国と東電を相手取って起こしている「福島原発かながわ訴訟」の第22回口頭弁論が12日午前、横浜地裁101号法廷(中平健裁判長)で開かれ、低線量被ばくの専門家として、内科医で生協きたはま診療所長の聞間元(ききま・はじめ)さん(ビキニ水爆被災事件静岡県調査研究会代表)に対する主尋問が行われた。聞間医師は「低線量であっても被曝リス...

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〝前向き〟大合唱にかき消される被曝リスクへの懸念。「前向きなら大丈夫」。放射線防護は過去の話?メディア批判も~伊達市で「ダイアログセミナー」

「福島のエートス」が中心となったダイアログセミナー「私たちの未来のために、私たちに必要なこと~ICRPの協力による対話の継続」が8日、福島県伊達市役所で開かれた。福島市や伊達市、飯舘村や川俣町山木屋、田村市の住民たちがそれぞれの想いを発表したが、どれも「前向き」なものばかり。被曝リスクが語られる事はほとんど無かった。ダイアログセミナーは9日も17時過ぎまで伊達市役所で開催される。入場自由。同時通訳あり。次...

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【福島原発被害東京訴訟】まるでコントの反対尋問。専門家証人へ稚拙な質問、法廷に広がる失笑。「原発に近い方が多く被曝する」にどよめき~10月に結審

原発事故により東京都内への避難を強いられた人々が、事故の過失責任を認め損害賠償をするよう国と東電を相手取って起こした「福島原発被害東京訴訟」の第24回口頭弁論が5日、東京地裁103号法廷(水野有子裁判長)で開かれ、2人の専門家証人に対する5月17日の主尋問を受けて、被告・国、東電の代理人弁護士による反対尋問が行われた。裁判長も戸惑うほど稚拙でコントのような尋問に、傍聴席には怒りのこもった失笑が広がった。裁判...

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【自主避難者から住まいを奪うな】「命を平等に扱って」「避難者は窒息寸前」。避難当事者と支援者が都内で講演。「避難者の実態を正確に把握しろ」

福島第一原発事故による〝自主避難者〟の実情を知ってもらおうと避難当事者と支援者が4日夜、都内で開かれた講演会「住宅無償提供打ち切りから3カ月~自主避難者の置かれている現状」で、国や行政の無責任さを批判した。避難するもしないも本来は自由。避難者は国の責任で保護されるべきだが、実際に行われているのは避難者切り捨てと貧困の放置。支援者は「避難者の実態を正確に把握して、ていねいに支援するべきだ」と訴える。「...

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【76カ月目の飯舘村はいま】「線量計持って山を歩け」。安倍首相がうどん食べ〝復興〟アピール。「パフォーマンス要らぬ」。汚染直視しない首相に怒りの声

安倍晋三首相の度重なるパフォーマンスに、飯舘村民が怒っている。安倍晋三首相が1日午前、吉野正芳復興大臣と共に福島県飯舘村を訪れ、特別養護老人ホーム「いいたてホーム」ではお年寄りと〝交流〟してスタッフと〝意見交換〟。村内で営業を再開したうどん店「ゑびす庵」では、笑顔で手打ちうどんを試食した。しかし村民からは「パフォーマンスは要らない」、「他にやるべき事がある」などと厳しい声が聞かれる。分刻みのスケジ...

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【山林火災と放射性物質】「燃焼有無で空間線量に差ない」。林野庁が調査結果公表。市民団体は「二次拡散調べてない」と反発。土砂流出を危惧する専門家も

福島県浪江町の帰還困難区域で4月29日から5月10日まで燃え続けた「十万山」の山林火災で、林野庁が現地調査結果を公表した。地元紙は「放射性物質の大規模な飛散は無かった」と報じたが、市民団体だけでなく林野庁内部からも「飛散無かったとは言い切れない」との声も出ている。専門家の中には放射性物質を含んだ土砂や灰の流出を危惧する見方もあり、「場合によっては柵の設置が必要かもしれない」との指摘もある。出火から2カ月...

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【75カ月目の福島はいま】「保養に公的支援を」。全国108団体が国と福島県に要望書提出。原発事故6年でもなお高まる需要。受け入れ団体の疲弊は深刻化

汚染の低い土地で生活する事で子どもたちが体内に取り込んだ放射性物質を排出してもらおうと「保養」に取り組んでいる全国の団体が、公的支援を求めて立ち上がった。26日には都内で省庁に、27日午後には福島県庁を訪れて国や福島県に対し要望書を提出。〝自主避難者〟向け住宅の無償提供打ち切りなど帰還政策の加速で保養へのニーズが高まっているとして、国の制度としての「保養」を求めている。これまで国も行政も、保養参加への...

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〝自主避難者〟は二の次三の次。「強制避難者の帰還が最優先」。東電の新経営陣が福島県庁で内堀知事らに就任あいさつ。「第二原発の廃炉」は明言避ける

今月23日の株主総会で新たに就任した東京電力ホールディングスの川村隆会長ら経営陣が26日午前、福島県庁を訪れ、内堀雅雄知事や杉山純一県議会議長に就任のあいさつをした。川村新会長や小早川智明社長は内堀知事らに深々と頭を下げるものの、福島第二原発の廃炉についてはこの日も明言を避けた。また、「今なお避難されている方々には誠心誠意対応する」とも話したが、一方で「強制避難者が最優先」とも。被曝リスクから逃れよう...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
(メールは hirokix39@gmail.com まで)

大手メディアが無視する「汚染」、「被曝」、「避難」を追い続けています。

福島取材にはコストがかかります。
往復の交通費と宿泊費だけで約2万円です。
よろしければ、ご支援をこちらまでお願い致します。

【ゆうちょ銀行 普通 記号10980 口座番号05373461 鈴木博喜】

【じぶん銀行あいいろ支店 普通2460943 鈴木博喜
(銀行コード0039 支店番号106)】

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