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【74カ月目の浪江町はいま】放射性物質の飛散を全否定していた福島県が一転、「舞い上がりの影響も否定できず」。山林火災のモニタリングで数値上昇受け

福島県浪江町の帰還困難区域で4月29日に発生した「十万山」の山林火災で、福島県放射線監視室が始めた大気浮遊じん(ダスト)の測定数値が上昇。それまで放射性物質の飛散を全否定していた福島県も、9日夜に更新したホームページで「測定地点の周辺の土ぼこりや焼却灰の舞い上がりの影響も否定できません」と表現を改めた。県放射線監視室は「今後も数値の動きを注視していく」としているが、県民への注意喚起は無く、広報課の「周...

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【74カ月目の浪江町はいま】被曝防護より風評拡大を懸念? 福島県庁がHPで「影響一切ない」と言い切る〝勇み足〟~山林火災は火勢弱まるも消火活動続く

福島県浪江町の帰還困難区域で4月29日に発生した「十万山」の山林火災で、現在も放射性物質の拡散が無いか測定が続けられているにもかかわらず、福島県庁広報課が今月2日に更新したホームページ(HP)で「周辺環境に影響が及んでいる事実は一切ありません」と断言している。「負の情報ばかり発信したくない」との想いが込められているようだが、完全な〝勇み足〟。予防原則に立たず県民の放射線防護に消極的だった6年前の教訓が全...

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【74カ月目の浪江町はいま】改めて考える消防隊員の被曝リスク。「5000時間滞在しないと10mSvに達しないから大丈夫」か?~帰還困難区域の山林火災

福島県浪江町の帰還困難区域で4月29日に発生した「十万山」(標高448.4メートル)の山林火災は、放射性物質の二次拡散だけでなく、消火活動にあたる消防隊員の被曝防護という問題を改めて浮き彫りにしている。消防庁のマニュアルでは、隊員の外部被曝限度量は10mSv。現場の消防本部も「空間線量はマニュアルの値よりはるかに低い」との認識だが、消火のためとはいえ一般公衆に比べ10倍の外部被曝を受忍しなければならない現状には...

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【74カ月目の浪江町はいま】帰還困難区域で山林火災、高まる二次拡散の懸念。「これでも〝安全〟か」。避難指示解除急いだ国や町に町民から怒りの声

避難指示の部分解除から1カ月が経った福島県浪江町で4月29日、恐れていた山林火災が起きた。しかも発生場所は、浪江町の中でも汚染が特にひどいとされる帰還困難区域。強風と高濃度汚染で消火活動は難航し、1日夜の時点で鎮火に至っていない。「生活環境は概ね整った」と避難指示は解除されたが、今後も放射性物質の二次拡散というリスクと背中合わせの浪江町。消防隊員や帰還住民の内部被曝は防ぎようが無いのが実情で、原発事故...

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【73カ月目の福島はいま】今村前復興相に捧げる「あっちの方」の現実。いまだ続く汚染、被曝リスクへの葛藤。〝前向き〟な絵手紙が封印する怒りや哀しみ

25日に開かれた派閥(二階派)のパーティで「(震災が)まだ東北で、あっちの方だったから良かったけど、これがもっと首都圏に近かったりすると莫大な、甚大な被害があった」などと語り、ついに復興大臣の座を追われた今村雅弘氏。今なお、なぜ責められているのかお分かりになっていないであろう今村前大臣に、記者会見での発言を振り返りながら、原発事故から6年が過ぎた「あっちの方」の現実を捧げたい。【「親も〝加害者〟なの...

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プロフィール

鈴木博喜

Author:鈴木博喜
大手メディアが無視する「汚染」、「被曝」、「避難」を追い続けています。

福島取材にはコストがかかります。
往復の交通費と宿泊費だけで約2万円です。
よろしければ、ご支援をこちらまでお願い致します。

【ゆうちょ銀行 普通 店番098 口座番号0537346 鈴木博喜】

【じぶん銀行あいいろ支店 普通2460943 鈴木博喜
(銀行コード0039 支店番号106)】

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